漢字読み講座

今日の難読漢字は「今暁」「魚虎」「絡繰り」の3問です!読めそうで読めないからこそ読めたらすごい!

今日の難読漢字は、

「今暁」

「魚虎」

「絡繰り」

の3問です!

読めそうで読めないからこそ、読めたらすごいですよね。

全問正解目指して、さっそく行きましょう!

難読漢字第1問は「今暁」

「今暁」って、読めますか?

今川焼(いまがわやき)」を思い出した人もいるのでは・・・?

「今」は合っているけど、「焼」ではなく「暁」なんです。

「今暁」、何と読むのか早速見ていきましょう!

「今暁」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「暁」は「あかつき」と読み、明け方や早朝のことを指す言葉です。

ただし「今暁」は「いまあかつき」とは読みません!

「今」は、「いま」と読む以外に、「今昔(こんじゃく)」「昨今(さっこん)」「今生(こんじょう)」のように「こん」とも読みます。

「今暁」も、ひらがなで「こん〇〇〇」と読みますよ!

さあ、分かりましたよね?

「今暁」の読み方の答えは・・・

正解は、「こんぎょう」でした!

「今暁(こんぎょう)」とは、「今日の明け方」「今日の早朝」を意味する言葉です。

同じような意味で、「薄明(はくめい)」や「鶏鳴(けいめい)」、「有明(ありあけ)」などという言葉も使われますよ。

日常での会話や文書でも、「早朝(そうちょう)」というところを「今暁(こんぎょう)」という言葉を使ってみたら、ぐんと漢字博士っぽく博識な印象になりますね。

難読漢字第2問は「魚虎」

「魚(さかな)」に「虎(とら)」と書いて、「魚虎」。

魚なのか?虎なのか?

よく分からない名前ですが、魚の名前なんですよ。

こんな魚知らない!という方も、待ってください。

絶対知っている、漢字からは想像できない可愛い魚の名前なんです。

何と読むのか、早速見ていきましょう。

「魚虎」の読み方のヒントは・・・?

「魚虎」の読み方は、「うおとら」でも「ぎょっこ」でもありません。

漢字からは予測できない読み方なんです・・・

「魚虎」は、フグ科の魚です。

体の表面に無数のとげがあるのが特徴で、身の危険を感じた時や水の外に出た時にまん丸に膨らみます

読み方はひらがなで「〇〇〇〇〇〇」の6文字ですよ。

もう、分かりましたよね?

「魚虎」の読み方の答えは・・・

正解は、「はりせんぼん」でした!

はりせんぼんは身体に無数のとげがあることから名づけられ、「針千本」と表記することもあります。

それではなぜ「魚虎」という漢字も当てられているのでしょうか。

理由は次の2つがあります。

  1. 針で攻撃する狂暴さが虎と似ているから。
  2. 見た目が似ているから。

虎と魚虎(ハリセンボン)の見た目・・・似ていますかね!?

難読漢字最終問題は「絡繰り」

「絡繰り」・・・

「連絡(れんらく)」の「絡(らく)」に「繰(そう)」という漢字に送り仮名の「り」・・・

らくそうり」?

いいえ、違います!

何と読むのか、早速見ていきましょう!

「絡繰り」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「絡」は、「らく」という音読みのほかに「絡む(からむ)」という訓読みもあります。

「絡む(からむ)」とは、「巻きつく・まといつく」という意味です。

そして「繰」も、「繰る(くる)」という訓読みがあります。

「繰る(くる)」とは、「細長いものを少しずつたぐり寄せる」「順繰りに向こうに送る」という意味です。

「絡(から)む」と「繰(く)り」を続けて読んでみてください!

答えがきっと分かりますよ!

「絡繰り」の読み方の答えは・・・

正解は、「からくり」でした!

「絡繰り」とは、次のような意味がある言葉です。

  1. 糸やぜんまい、水力などを応用して、精密な細工や仕掛けで色々なものを動かすこと
  2. 機械などが動く仕組み
  3. 巧みに仕組まれた計略

「からくり人形」や「からくり時計」などと言いますが、「からくり」に漢字があったなんて知らなかった人もいるのではないでしょうか?

最後までお付き合いいただきありがとうございました!