今回のお題は「腓返り」「覆盆子」「鶩」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「腓返り」
「腓返り」の読み方をご存じでしょうか?
「ひがえり」と読むのはもちろん間違いですよ。
日常的に耳にする言葉です。
もしかしたら、あなたもこれを経験したことがあるかもしれませんね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「腓返り」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇り」の6文字です
- 足が、ある状態になること
- スポーツをしている方にはお馴染みかも
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「腓返り」の読み方!正解は!?
正解は「こむらがえり」です!
「こぶらがえり」と読む場合もありますね。
「腓返り(こむらがえり)」とは「ふくらはぎの筋肉が痙攣を起こして引きつった状態」をいいます。
ヒントに示したように、スポーツをしている方にはお馴染みの現象かもしれません。
また、就寝中に腓返りが起きることも多いでしょう。
腓返りを起こすことを「足がつる」と表現する場合もあります。
腓返りは、マグネシウムや水分の不足が原因といわれているので、牛乳やチーズなどでカルシウムをしっかりと摂り、運動中や就寝前には水分補給を心がけるようにしましょう。
2問目はこの漢字!「覆盆子」
「覆盆子」の読み方をご存じでしょうか?
「ふくぼんし」とも読みますが、それ以外の読み方を正解とします。
実は、もっと身近でだれても知っているものの名前で読めますよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「覆盆子」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 「ふくぼんし」と読むのは漢語表記です
- 春になると甘酸っぱくて赤い実をつけます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「覆盆子」の読み方!正解は!?
正解は「いちご」です!
「覆盆子(いちご)」は一般的にはひらがなかカタカナ、もしくは漢字で「苺」や「莓」と書かれます。
「覆盆子」と書くのは当て字で滅多に使われないため、正解できた方はかなりの漢字通だといえるでしょう。
「覆盆子」と書くのは古代の中国や韓国で「覆盆子」または「覆盆」と表記されていたからです。
いちごは清少納言の枕草子にも登場する、日本人と非常に付き合いの長い果物。
当時のいちごは漢方薬として用いられた野いちごを指し、現代のいちごは19世紀後半にオランダから入ってきた「オランダいちご」が元祖になっています。
最後はこの漢字!「鶩」
「鶩」の読み方をご存じでしょうか?
「鳥」という字が使われているので鳥の名前には違いなさそうですが…
カモは「鴨」ニワトリは「鶏」と書くので、どちらも違いますよ。
池のほとりでよく見かける、お馴染みの鳥です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「鶩」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 漢字2文字で「家〇」と書くことも
- カモ科の水鳥です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「鶩」の読み方!正解は!?
正解は「アヒル」です!
「鶩(アヒル)」は、一般にはひらがなかカタカナで表記することが多いので、漢字は知らない方も多かったのではないでしょうか?
また、漢字の場合は「家鴨(アヒル)」の方がよく使われますね。
アヒルはカモ科の水鳥で、マガモを飼いならしてつくられた家禽(かきん)品種。
家禽(かきん)とは家畜の中で鳥類に属するもののことで、肉・卵・羽毛などを利用するために飼われる鳥の総称のことです。