今回のお題は「卓袱台」「肉膾」「醤」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「卓袱台」
「卓袱台」の読み方をご存じでしょうか?
「しっぽくだい」とも読みますが、もっと一般的な読み方があります。
「卓球台(たっきゅうだい)」と字面が似ていますが、2文字目が違いますよ…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「卓袱台」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です
- 昭和の食卓のイメージ
- 丸いものと四角いものがあります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「卓袱台」の読み方!正解は!?
正解は「ちゃぶだい」です!
「卓袱台(ちゃぶだい)」とは、和室で用いる折りたたむことのできる短い足がついた食卓のこと。
古い日本の習慣では、ひとりひとり別々の膳を用いて食事をしていました。
しかし、明治以降に中国から複数人で食卓を囲む習慣が入ってきたのが、卓袱台の始まりと言われています。
さらに昭和35年頃にダイニングテーブルが流行し始めてからは、卓袱台は日本の食卓から消えて行ったようです。
2問目はこの漢字!「肉膾」
「肉膾」の読み方をご存じでしょうか?
「膾」という字は「なます」と読めますが、「にくなます」と読むのは間違いです。
食べ物の名前には違いなさそうですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「肉膾」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 通常はカタカナで書きますよ
- 3文字の真ん中は小さな「ッ」です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「肉膾」の読み方!正解は!?
正解は「ユッケ」です!
「肉膾(ユッケ)」とは韓国料理の1つで、細かく叩いた赤みの牛肉にコチュジャンやごま油、ニンニク、砂糖などを加え、卵黄を乗せたもの。
肉膾といえば日本でもお馴染みの料理ですが、2011年に生の牛肉が原因で集団食中毒が起きたことをきっかけに、衛生基準をクリアした店舗でないと肉膾を提供できなくなりました。
また、「膾」は一文字だと「なます」と読み、中国や韓国では刻んだ生肉のことを指します。
古代には日本でも膾は生肉という意味でしたが、現代の日本では魚・貝や野菜などを刻んで酢で和えた料理を膾と呼ぶようになりました。
最後はこの漢字!「醤」
「醤」の読み方をご存じでしょうか?
「醤」を「ジャン」と読めば、中国の調味料のこと。
また、「醤油(しょうゆ)」の「しょう」とも読めますが、これら2つの読み方以外でお答えくださいね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「醤」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 発酵調味料の一種です
- キュウリやナスと和えても美味しい
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「醤」の読み方!正解は!?
正解は「ひしお」です!
「醤(ひしお)」とは麦・こうじ・米などを寝かせ、塩をまぜて作った発酵調味料の一種です。
見た目はもろみ味噌のような感じで、野菜や肉などの食品を漬けたり和えたりするとコクと風味が増します。
また、醬油を絞る前のもろみを「ひしお」と呼ぶ場合もあるようです。
日本の醤は中国の「ジャン」が遣唐使や遣隋使によって日本に伝わって変化したもの。
味噌や醤油などの調味料も、醤が原型となっています。