寝室は睡眠をとる場所で、リビングにいる時間の方が長く感じてしまいがちですよね。しかし、寝室は心身を共に休めるための空間であり、良質の睡眠をとることは健康に欠かせないことです。睡眠の時間は男女とも「平均6時間以上7時間未満」と言われているため、寝室は最低6時間以上はいることになります。
そんな健康に欠かせない睡眠をとる場所が、清潔でなければ良い睡眠をとることができません。実際に寝室を掃除することで安眠効果が高まると言われています。今回は「眠りの質を向上させる寝室」について解説させていただきます。是非、参考にしていただき、寝室を快適な空間にしていきましょう。
快適な寝室
寝室は、大半が寝ている時間なのでリビングのように過ごしているという実感がないと思いますが、寝室は人生の1/3を過ごす場所であり、 寝室のレイアウト1つで睡眠の質がかわります。1日の疲れをリセットし、ぐっすり眠ることができ、朝すっきり目覚めることができるそんな快適な寝室にしていきましょう。
寝室の掃除
寝室はあまり汚れないイメージがありますが、布団やシーツのような寝具は、意外とホコリが溜まりやすくなります。そのまま放置して使っているとホコリやハウスダストなどでアレルギーの原因になることも…。
寝具 | 交換頻度(洗濯) |
布団 | 年2回 |
シーツ | 夏場:1週間1回・冬場:2週間1回 |
毛布 | 月に1回程度(最低1シーズンに1回) |
寝室は、1週間に2〜3度くらいの頻度で掃除できればよいですが、できれば掃除機だけでも毎日かけるとスッキリします。 寝室の天敵はホコリとカビです。 ホコリは毎日掃除機をかけていても、翌日にはフワッと舞ってしまいますし、湿気がこもりやすい寝室にはカビが発生しやすいで
寝室の掃除を楽にする方法
掃除をする負担を少なくするには、ホコリになりやすい原因から見直していきましょう。寝室のホコリを増やす原因は寝具・カーテンの素材によって異なります。
ホコリ出にくい素材
シンク | 人の肌に近いとされる(タンパク質)主成分のシルクは肌に優しく、丈夫で綿ボコリが出にくい |
綿 | ホコリが発生しにくく、静電気が起こりにくい |
ホコリがつきやすい素材
パイル(タオル)生地 | パイル生地は繊維をループ状に立たせることで、ホコリが出やすい |
ポリエステル・アクリル・ナイロン | 化学繊維はホコリは出にくいのですが、静電気が起こりやすいため、ホコリがたまりやすい |
掃除のポイント
①ホコリの発生を防ぐ
寝室のホコリを防ぐために、発生源となる衣類を出しっぱなしにせずに収納するようにしましょう。
②こまめな掃除・換気
溜まりやすい場所は、こまめにハンディモップで撫でるようにホコリをとるようにしましょう。
まとめ
1日の心身の疲れをとるために寝室は大切な空間、そんな寝室が汚れていると良質な睡眠をとることはできません。睡眠環境(寝具・照明など)を見直していきながら、こまめな掃除に心がけがけていきましょう。
また、 寝室のカーテンやインテリアの色や照明の明るさ、リラックスできるアロマなどで五感を感じ、落ち着ける空間を作ることで良質な睡眠を取りやすくなります。