ダイソーから今年発売されるやいなや、キャンプやアウトドアを趣味とする人たちの話題となり、売り切れで店頭から消えた商品があるのをご存知でしょうか。
その商品は「メスティン」という、アルミ製の調理器具。ご飯を炊くのはもちろん、煮物、揚げ物、炒め物とさまざまな調理が手軽にできる万能クッカーです。
メスティンは、スウェーデンのトランギア社が本家ですが、同様の商品がさまざまなメーカーから発売されています。
その中でも、特にソロキャンプを楽しむ人たちに人気なのがダイソーのメスティンです。
あまりの人気に売り切れとなるお店が続出で、キャンパーの中には何軒ものダイソーを歩き回って探すほどです。
ダイソーのメスティンは、価格が500円(税別)と本家トランギアのメスティンと比較して1/3ほど。大きさも上の写真の通り少し小さくなっています。
そこでダイソーのメスティンとトランギアのメスティンTR-210の大きさなど比較してみました。
項目名 | ダイソーメスティン | トランギアメスティンTR-210 |
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価格(税別) | 500円 | 1,600円 |
サイズ(cm) | 14.5×7.7×5 | 17×9.5×6.2 |
重量(g) | 103 | 150 |
容量(ml) | 500 | 750 |
炊飯量 | 1合 | 1.8合 |
ダイソーのメスティンは、ご飯がちょうど1合炊けるサイズ。ファミリーキャンプには小さいですが、ソロキャンプでの炊飯にはぴったりの量のご飯が炊けます。
トランギアのメスティンの中にスッポリまた、ダイソーのメスティンは、トランギアのメスティンにぴったりとスタッキングできます。このサイズ感が、すでにメスティンを持っている人も欲しいと思う理由にひとつです。
では、実際にメスティンを使った炊飯ですが、キャンプ初心者の方や電気炊飯器以外でご飯を炊いたことがない人にとっては、上手く炊けるか不安に思うかもしれませんが、意外に簡単なので大丈夫。
ダイソーのメスティンの箱の中には、丁寧にご飯の炊き方を説明したマニュアルが入っています。白米はもちろん炊き込みご飯やパエリアなどもアレンジして楽しんでみてください。
また、メスティンは炊飯だけでなく、煮物、揚げ物、炒め物などさまざまな料理を作ることができます。
メスティンを使った料理のレシピを紹介された本も多数出版されていて、新型コロナウイルス感染症の流行による外出自粛でキャンプ場に行けない人が、自宅でキャンプ気分を味わう「家キャンプ」「庭キャンプ」での必須アイテムにもなっています。
メスティンはアウトドアだけでなく、災害時や停電時などの時に炊飯するのにもおすすめの調理器具です。非常時の備えとしてもダイソーで見つけたら買ってみてはいかがでしょうか。