工具類やアウトドア用品が充実して、男性の利用客が多いダイソーですが、実は釣り具も充実しています。
新型コロナウイルス感染症の影響で、キャンプなどアウトドアのレジャーが人気となっていますが、釣りを始める人も増えているそうです。今回は、ダイソーで見つけた釣りで使えそうなグッズを紹介します。
今回レポートするのは、ダイソーの「釣り用ラジオペンチ」です。100円商品ではなく、価格は500円(税抜)と、ダイソーの中では高額商品に分類されますね。
こちら、最近ダイソーが力を入れている「D.Y.I GEAR」シリーズの工具の中の1品。このシリーズは黒字にオレンジ色のロゴマークと文字が入っていて、かなりカッコイイパッケージが特徴です。
デザインは良いパッケージですが、こちらかなりしっかりとしていて開けにくいです。素手では開けることができないので、ハサミやカッターなどが必要です。
開ける時には手を切るなどケガをしないように注意しましょう。
素材は、錆びにくいステンレス製です。釣りと言っても、川、湖、海とありますが、特に海釣りでは、海水の影響ですぐに道具が錆びてしまいます。
従って、錆びにくい素材で作られているのがうれしいですね。
本体には、しっかりとしたバネのアシストが付いていて、スムーズに開閉することができます。
また、写真の開閉ストッパーがついているので使用する時には、これを外します。
大きさは、かなり存在感のあるサイズで、しっかりと握ることができ使いやすそうです。
「釣り用ラジオペンチ」の先端部分は、ルアーなどのリングを外すときの「リング外し」、がん玉という鉛の重りをつぶして釣り糸を挟み込むための「ガン玉潰し」、釣り針を魚から外す時の「釣り針外し」の3役になっています。
また、支点の部分は「ラインカッター」になっていて、0.8㎜までの鉄線も切断できる能力があると書いてあるので、細めの針金なども切れそうです。
また、左右のグリップ部分には、それぞれツールが内蔵されています。
内蔵されている1つのツールは「多機能ナイフ」。多機能といっても、他の100円ショップで販売されているナイフにも言えることですが、切れ味はあまり期待できませんので、あくまで他にナイフを持っていない時に、緊急として使うことをイメージしてください。
もう一方のグリップ部分に内蔵されているツールは、「ウロコ落とし」で4センチメートルまでのメジャーも刻まれています。
どちらにしても4㎝ほどの長さしかないので、使用できるシーンは限定されそうですね。また、先端は釣り針外しになっています。
さて、今回はダイソーの「釣り用ラジオペンチ」をご紹介しました。内蔵されている多機能ナイフやウロコ落としは、ちょっと微妙ですが、挟む・切るといった用途には十分使えそうですよ。