絵を描いたり塗り絵をしたり、子どものおうち時間は描くことで楽しむことも多いのではないでしょうか。パパやママも一緒に描いたり、子どもが描いて楽しんでいる間にちょと一息ついたりすることもあるのでは?
また、おうちで過ごす時間の充実に、大人が塗り絵を楽しめるような塗り絵ブックなども販売されていますね。脳の活性化や気分転換、自律神経を整える効果もあるのだとか。
そんな「描く」ことを気軽で手軽に楽しめる「スクラッチアート」をご存知でしょうか。
絵にはあらかじめ色が塗られていて、その上から黒いインクが載せられており、専用ペンでイラストの輪郭をなぞることで色や絵が浮き出てくるもの。
書店や文具店でも販売されていますが、なかなか高価なので子どもと気軽に楽しむことは難しいなと思っていましたが、ダイソーにて発見!!
早速購入し、小学生の子どもと楽しんでみました。
書店や文具店で販売されているスクラッチアートは、平均2,000円で6ページほど。イラストは繊細ですが、やっぱり高価でなかなか手が出ません。
わたしが買い物に行ったダイソーには4種のタイプのスクラッチアートがありました。専用のスクラッチペンが付属されていて、4枚のシートが入ってなんと100円の商品です。
おとぎ話や水の中の生き物などのシリーズの中から選んだのは「動物たちの冒険」です。
4種類のイラストタイトルは、
- 気球に乗って
- 月夜のお出かけ
- 森でひと休み
- 海底の城
子どもの喜びそうなイラストは男女問わず楽しめそうです。考案したイラストレーターさんの名前が記載されていましたが、日本の方でした。商品は台湾製との記載がありました。
子どもが選んだのは「森のひと休み」。キャンプで焚き火をするのが好きなので、喜んでいました。ウサギとクマが向かい合って森の入り口で焚き火を楽しみ、火を見つめるシーンは、とてもあたたか。心が和みそうです。
スクラッチシート専用ペンも付属していました。鉛筆のような木製の棒で先がとがっています。もしも失くしてしまったり壊れた場合は、割りばしなどで代用すれば良いかもしれません。
焚き火の火の部分をスクラッチしてみました。白い線を専用ペンでなぞります。オレンジ色の火の色が浮かび上がり、わぁ!きれい!!と歓声が上がりました。
これは楽しい!
焚き火の部分のスクラッチができました。オレンジの火の色がきれいですね。白い線の通りにスクラッチができなくても色が浮かび上がるので、子どもは失敗した気持ちにならず、集中して取り組めています。子どもの心にも良いかもしれませんね。
色鉛筆はクレヨンなどを使わなくても、カラフルな色を見ることができ、出先に持って行って退屈しのぎなどにも使えそう!
完成!30分ほど無言で集中し、全体の白い線のスクラッチが完成しました!子どもは疲れたようですが、とても喜んで楽しめました。
全てスクラッチし光が当たるとキラキラと光ることに気づきました。とても美しいです。
白い線の輪郭部分だけではなく、色を出したいと思うところを削るとこのようにきれいな色がはっきりと浮かび上がります。全て削ってしまうと、スクラッチアートの良さが損なわれるので、自分の感性を生かしたアートを作ってみましょう。
同じイラストでも、オリジナリティが出せるので、友達や兄弟、親子で見比べるのも楽しいですね。
ダイソーのスクラッチアートシートでは、公式のインスタグラムページがありました。ハッシュタグをつけて作品を投稿するともしかしたら公式アカウントで公開されるかもしれません。そんな楽しみもあるのですね!
色々な人の作品を閲覧できて、アイデアの刺激にもなりそうです。
スクラッチシートは、削った黒い粉が出てしまうので、新聞など汚れても良いシートを敷いたり、削り落ちた粉はウエットシートなどで拭き取ることをお忘れなく。