ダイソーの「スキレット」が、アウトドア料理だけでなく、見た目がおしゃれなことから「おうちごはん」をおしゃれに演出してくれると、料理好きの女性の間でも人気になっています。今回は、ダイソーのスキレット、通称「300スキ」を紹介します。
スキレットは、鋳鉄製のフライパンです。厚みがあるため温度ムラがなく、食材にゆっくりと火が通るのでおいしく調理することができます。
普通のフライパン同様に、「焼く」「炒める」「揚げる」といった調理ができるほかに、蓋を用意すると蒸したり燻製を作ったりすることも可能です。また鋳鉄製なのでオーブン料理も作れます。
100円ショップのダイソーには、丸形や角形と形も大きさもさまざまなタイプのスキレットが並んでいますが、自分は丸い形の「スキレットM」を2個使用しています。
ダイソーの「スキレットM」のサイズは、内径約151mm、深さが30㎜。価格は1個300円(税別)です。
鋳鉄製で丈夫なことから、焚き火や炭火など火力を選ばずに使用できることからキャンプなどアウトドアシーンで人気です。
スキレットを使用する前には、「シーズニング」と呼ばれる準備が必要です。
鋳鉄製のスキレットは錆びやすいため、店頭に並んでいる時には表面に錆止めが塗られています。
シーズニングとは、この錆止めを取った後に、スキレットの表面に油を馴染ませて膜を作って錆びないようにすることです。
シーズニングの仕方は、
1.食器用洗剤とタワシなどを使ってスキレットの表面についている錆止めを洗い流します。
2.スキレットを火にかけて空焚きして水分を蒸発させます。
3.十分に熱したら、火を止めて少し冷まして全体に油(サラダオイルやオリーブオイル)をまんべんなく塗ります。
4.熱して油を塗る作業を数回繰り返します。
5.最後に鉄臭さを取るためにクズ野菜を炒めたらシーズニングの完成です。
では、実際にキャンプでスキレットを使用して料理した様子をご紹介します。
まず最初は市販の冷凍たこ焼きです。家庭では電子レンジを使って加熱しますが、スキレットならじっくりと温めることができるので、冷凍のたこ焼きも中までしっかりと温まります。
スキレットに適量の油を入れたら、冷凍たこ焼きを並べて温めます。
この際に、もう1つのスキレットを蓋にして重ねると、水分が飛ぶことなくふっくらと加熱できます。
途中で、何度かたこ焼きを転がして向きを変えながら、焼くように温めらた完成です。
お好みでソースやマヨネーズ、かつお節、青のりなどかけて味わいましょう。
キャンプ場でのたこ焼きは、子供に大人気!ファミリーキャンプにおすすめですよ。
他にも、鶏の手羽元のトマト煮やブイヤベース、オープンオムレツ、ナスとトマトのチーズ焼きなど、工夫しだいでさまざまな料理で活躍します。
また、サイズが小ぶりなことから、アウトドアシーンだけでなく、おうちごはんでも食卓をおしゃれに演出してくれます。ぜひ、皆さんもスキレット料理に挑戦してみてくださいね。