皆さんは、「乾布摩擦」をしたことがありますか。乾布摩擦は、 タオルや絹の手袋、ブラシなどで身体をこするドライマッサージのことで日本の健康法として知られていますが、もう1つ説があり、アーユルヴェーダのガルシャナにあるとも言われています。
乾布摩擦と言えば、寒さに耐えながら裸になって身体を擦って鍛えるイメージですが、今回ご紹介させていただくのは、「自宅で簡単にできる乾布摩擦」です。健康維持はもちろん、快眠にも効果的なので是非、参考にしていただき今日から試してみてくださいね。
目次
乾布摩擦の効果
乾布摩擦をすることでどんな効果が得られるのか、5つの効果を紹介させていただきます。
①自律神経のバランスが整う
自律神経は日中に活動する交感神経とリラックス状態にする副交感神経があり、乾布摩擦をすると副交感神経が刺激されることで、自律神経のバランスが整えてくれる効果があります。
②快眠効果
乾布摩擦をすると副交感神経が刺激されることでリラックス状態になり、快適な眠りへと誘導してくれる効果があります。
③ 血行がよくなる
血流がサラサラとスムーズに流れ、血の巡りがよくなることで身体の冷えや肩こりを改善してくれる効果があります。
④免疫力がアップ
血行がよくなると体温が上がるため、免疫力アップにつながります。また、風邪やアレルギーの暖和させる効果も期待できます。
⑤新陳代謝があがる
新陳代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすい身体になることでダイエット効果につながります。
おすすめな乾布摩擦のタイミング
基本的に乾布摩擦は、いつ行っても健康維持につながりますが、おすすめのタイミングとして1日2回の肌が乾いているお風呂前と朝起きたときがおすすめです。
自宅で簡単!乾布摩擦のやり方
乾布摩擦は、タオルでゴシゴシしすぎると肌に負担をかけてしまう可能性があります。肌触りの良いタオルを使って深呼吸をしながら、一定のリズムで行うことで自律神経の働きに効果があります。 肌が弱い人は強くゴシゴシこすると炎症を起こしてしまうこともあるので、注意してください。
乾布摩擦のやり方
①タオルでやさしく足の先から膝、手の先から肘までをこすっていきましょう。( 左右10回程度)
②次に膝から足の付け根、手首から肩へとこすりましょう。 (左右15回)
③お腹から胸、背中はタオルをクロスさせてこする( それぞれ15回)
※深呼吸を忘れずにしましょう。
乾燥肌の方や肌が弱い人は、 薄手の服の上からタオルでこするか、裸で行うときは、保湿をしてから行うことがおすすめ!
まとめ
今回は「乾布摩擦」の効果とやり方について紹介させていただきましたが、快眠や新陳代謝、免疫力アップなど嬉しい効果が期待できます。1日2回お風呂前と朝起きたときに行うことがおすすめです。是非、今日から試してみてはいかがでしょうか。