「蠢く」と書いて、なんと読むか分かりますか?
春に虫と書くので、春の穏やかな雰囲気をイメージしてしまいますが、
言葉としてはさわやかなイメージではありません。
春には、虫が卵から出て来てもぞもぞと動き出します。
その様子を表せる言葉が「蠢く」です。
「蠢く」読み方のヒントは?
虫だけじゃなく、絶え間なく動いている様子を
「繁華街で蠢く人々」と言ったり、
水面下で裏工作を進める事を、
「密かに裏で蠢いている」と言ったりします。
あまりいい意味で使われることは無い言葉ですね。
「蠢く」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇く」です。
口にするよりも、小説や漫画などで見かけたことがあるという人も多いと思います。
もうわかりましたか?
「蠢く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うごめく」
です!
春に虫がひとつだと、単独行動で迷いは少ないかもしれませんが、
虫がふたつだと、のろのろと迷い、動きながら進むので、
まさに蠢くという様子をよく表せている漢字ですね。
ぜひ、覚えておきましょう。
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