漢字読み講座

【今日の難読漢字5選】「疾うに」 「海星」 「形振り」 「薬缶」 「狷介」読めたらかっこいい!

今日の難読漢字は

「疾うに」

「海星」

「形振り」

「薬缶」

「狷介」

 

の5つです。

 

さて、なんと読むか分かりますか?

最初の難読漢字は「疾うに」

「疾うに」

は、あまり日常会話では使わないかもしれません。
しかし、どちらかというと文学的でやや古風な表現として、頻出する言葉です。

「疾走」の「疾」と同じ漢字ですが、あなたは正しく読めますか?

「疾うに」読み方のヒントは?

「疾うに」には、ずっと前に、という意味があります。

「息子は疾うに家を出て、東京で1人暮らしをしています」のような使い方をします。

普段私たちが話すときは、「疾うに」とはあまり言わず、
とっくに」や「とっくの昔に」と表現することが多いですね!

もうおわかりですね?

「疾うに」の読み方、正解は……

「疾うに」の正解は……

「とうに」です!

「今日の仕事?それならとうに終わっているよ」
などなど。

若者言葉というよりは、やや古風な雰囲気がある「疾うに」。

仕事や課題の進捗を聞かれたら、

「そんなんとっくの昔に終わったよ」

ではなく、
仕事なら疾うに終わったよ
と言ってみると、少し知的な雰囲気がしませんか?

ぜひ使ってみてくださいね。

次の難読漢字は「海星」

海星

「海の星」と書いて何と読むでしょうか。

字だけ見てもすごくロマンチックな気がしてきて、キレイな海に似合いそうですね。

さぁ、何と読むのでしょうか?

「海星」の読み方のヒントはコレ!

 

ヒント① あまり動かないイメージがある生き物です。

ヒント② まさに読んで字のごとし、海の中にいる星の形をした生き物です。

 

字からも想像がついた方も多いのではないでしょうか?

 

「海星」の読み方の正解は・・・

正解は、「ヒトデ」です!

 

まさに海の星!っていう姿形をしていますね。

名前の由来は、人の手の形をしているから「ヒトデ」だそうです。

 

でも、その形から手ではなく星に見立てて、名前を付けた方はセンスがありますね!

英語だと「星の魚」、フランスやドイツでも「海の星」なんて名前がついているくらい、やっぱりどの国の人も「星」を連想するみたいですね。

 

漢字の表現が「人手」にならなくて本当に良かったです。海の中にたくさん人の手があったら怖いですから・・・。

続いての難読漢字は「形振り」

普段よく聞く言葉でも、漢字で書くと途端にわからなくなってしまうことがあります。

「形振り」

という漢字もその一つ。
漢字通り「かたぶり」と読みたいところですが……

「形振り」読み方のヒントは?

「形振り」は、見た目や態度を表す言葉です。
「形」は身なりを、「振り」は手振り素振りと同じ意味。

けっこう邦楽の歌詞や、アニメの決め台詞などで聞く機会が多い気がします!

もう形振り構っていられない!」のように使います。

もうおわかりですね!

「形振り」の読み方、正解は……

「形振り」の正解は……

「なりふり」です!

「形振り構わず」とは、言葉の通り、自分の振るまいや態度を気にしない状態のことを指します。

ニュアンスとしては、

小さな子どもが溺れそうになっていたので形振り構わず駆けつけて、泳いで助けた
服屋でタイムセールが始まった途端、皆いっせいに、形振り構わず商品を取り合った

のように、何かに対して全力を出すがあまり、余裕がない状態です。

けっして、「俺は世間体なんて気にしない!仕事はないが、毎日形振り構わずビールを飲んでだらけちゃうぞ」

のような気の抜けたシーンには使わないのでご注意を!

次の難読漢字は「薬缶」

薬が入った缶と書いて何と読む?

 

なにか医療用語のような気もしてきますね。

さぁ、何と読むのでしょうか?

「薬缶」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」3文字。

ヒント② キッチン道具の一つです。

ヒント② お湯を沸かすもの。英語では「ケトル」です。

 

もうお分かりですね!

 

「薬缶」の読み方の正解は・・・・?

 

正解は、「やかん」です!

 

え!?「やかん」って漢字で書くの?と思われた方も多いと思います。

 

もともとは中国で使われていた注ぎ口のある加熱用の道具だったそうですが、日本でも漢方薬を煮だしたり煎じたりするときに「薬わん」という道具が使われていて、読み方や使い方が似ていることから「やかん」となったそうです。

 

お湯を沸かす道具として使われたのは江戸時代前後とも言われていますが、「薬缶」で沸かしたお湯で作ったカップラーメンは、風邪に効きそうな感じがしてきましたね!

最後の難読漢字は「狷介」

「狷介」

この漢字は、時々新聞や小説などでも出現します。

ついつい「やっかい」と読みたくなってしまいますが、それは「厄介」が正しい……。

さて、今日は「狷介」の読み方を考えてみましょう!

「狷介」読み方のヒントは?

「狷介」には、自分の意志を曲げず、他者に心を開こうとしないこと、という意味があります。

「あれは狷介な人だね」

のようなセリフには、少し皮肉的な、悪い意味で頑固だというニュアンスが含まれます。

四字熟語として使われることも多く、「狷介不羈」「狷介不屈」「狷介孤高」などなど。
とにかく自分の意志を押し通し、他人に絶対負けない!という力強いニュアンスです。

わかりましたか?

「狷介」の読み方、正解は……

「狷介」の正解は……

「けんかい」です!

かの有名な中島敦の『山月記』でも、李徴の性質を表す際に使われている言葉なんですよ。

性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった

これを分かりやすい言葉で言い換えると、

(李徴は)自分の意志を曲げない性格で、他人に心を開かない頑固者で、自信過剰。下っ端の役人でいるだけでは満足しなかった

という意味になります。

『山月記』はけっこう言葉が難しいので、学生時代は挫折してしまった人も多いのでは?
せっかくのおうち時間に、再チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね!

まとめ

今日の難読漢字5個、あなたはいくつ読めましたか?

初めて知った漢字は、ぜひ家族や友達にも教えてあげてくださいね!(^^)!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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