難読クイズで脳のストレッチです!
「熬る」という漢字、一見すると「熟(じゅく)」に似ていますが…読めますか?
早速ヒントを読んで考えてみましょう。
「熬る」の読み方のヒントは?
料理を作るときに使います。
例:「豆を熬る」、「ゴマを熬る」
食材の水気がなくなるまで、しっかり「熬る」のがおいしさのポイント。
特にコーヒー豆を「熬る」と、なんともいい香りがします!
正解は…
正解は「いる」です。
「煎る」や「炒る」の方が一般的だと思います。
でも、「熬る」と「煎る」の下には「灬」(れっか)、「炒る」の左側には火偏(ひへん)があります。この3つの漢字は、火の部首が共通しているんですね。
料理以外では、古典文学の「春雨物語」に「心熬る(こころいる)」という表現が残されています。いても立ってもいられない、いらだちやあせりを表す言葉です。
「熬る」以外の使い方は?
「熬」の音読みは「ゴウ」です。
製塩技術に「煎熬(せんごう)」という用語があります。
また、四文字熟語には「焦熬投石(しょうごうとうせき)」という言葉もあります。
「焦熬」は焦がして熬ること、「投石」はそのままの意味です。焦がしたものは壊れやすいため、「ひどく壊れやすいこと」をたとえています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!