今日の難読漢字は
「音呼」
「鴎」
「搾菜」
「空者」
「細雪」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「音呼」
どちらも簡単な漢字の「音」と「呼ぶ」。
シンプルな漢字が2文字くっつくパターンの難読漢字はいくつもありますが、この「音呼」もその1つでしょう。
頓智をきかせて「音で呼ぶ」ことから「インターホン」?などと予想してしまいますが、残念ながら違います。
これは音読みすると正解に近づくかもしれませんよ?
「音呼」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナで表記します。
ヒント➁ 「〇〇〇」3文字の鳥です。
ヒント③ ペットとしても定番です。
「音呼」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「インコ」です!
「インコ」と言えば、ペットとして世界各地で広く飼われている、色とりどりの綺麗な鳥です。
世界単位で見ると、オウムよりも広く分布していて、海を隔てたアフリカやオーストラリアといった島国まで生息している鳥になります。
「音呼」を飼っている人は分かると思いますが、食べるものは基本的に種が中心ですが、種類によっては鳥らしく昆虫を食べるものもいます。
また、「音呼」は九官鳥と同様、教えれば人間の言葉や音声を真似て発生できる、とても賢い鳥って知っていましたか!?
2つ目の漢字は「鴎」
「区」に「鳥」と書く「鴎」。
漢字で表記されているのを普段目にしないため、想像もつきませんが、右側に鳥があることから何かの鳥の種類で間違いないようです。
一般的にはカタカナで表記される、かなりメジャーな鳥なんですが、何の鳥か分かりますか?
ヒントは海・・・!
さあ、いったい何の鳥でしょうか!?
「鴎」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① カタカナ表記で「〇〇〇」です。
ヒント② 「水兵さん」といえばこの鳥でしょう。
ヒント③ 「〇〇〇が飛んだ~♪」の歌もありますね。
「鴎」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カモメ」です!
カモメは、海辺を見渡せば数匹はいる、とっても身近な鳥です。
ドラマやアニメでも、海のシーンがあれば必ずといっていいほど登場する定番の鳥ですよね。
大きさは、全長40cm前後の中型の鳥ですが、翼を広げると何と1m20cmくらいもあるんです!
小学校2~3年生くらいの大きさと考えると、意外にも大きいですね。
「鴎」は、小さい頃は灰色の羽毛で覆われていますが、大人になると白い綺麗な羽に生え変わります。
ちなみに、この幼いときの灰色の羽毛の模様が、「籠の目」のような形をしていることから「かごのめ→かごめ→かもめ」と呼ばれるようになったそうですよ!
3つ目の漢字は「搾菜」
この漢字はいったい何と読むのでしょうか?
「搾る」ものといえば、普通は果物など、瑞々しいものや汁を多く含んだものを連想しますが、「菜っ葉」って・・・。
草を搾ったところで、緑色の汁がにじみ出てくるだけで、何だか美味しそうではありませんよね。
そもそも、「搾ると汁が出る」で合っているのかどうか、ヒントも参考にしながら考えてみましょう!
「搾菜」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇ー〇イ」の4文字です。
ヒント➁ 植物の名前でもあるし、漬物としての名前でもあります。
ヒント③ 中華料理屋さんでよく出てきます。
「搾菜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ザーサイ」です!
「ザーサイ」は、いわゆるアブラナの一種の草で、カラシナの変種です。
植物単体として、そのまま「ザーサイ」とも呼びますが、私たちが普段イメージするのは中華料理などで出てくる漬物の方の「ザーサイ」ではないでしょうか?
でも、日本でも茨城県つくば市や神奈川県三浦市などでは特産品の一つとして、生産されています。
味は、キムチの辛くないバージョンに近いと思いますが、いずれにしろ、脂っこい中華料理などにぴったりの一品です!
4つ目の漢字は「空者」
漢字クイズのお時間です。
今回ご紹介するのは「空者」という漢字です。
タクシーの表示で良く目にする「空車」に引っ張られて「くうしゃ」「くうじゃ」のように読んでしまいがちですが、実はこの漢字の本当の読み方は全く違います。
あなたは読むことができますか?
「空者」の読み方のヒントは?
まずここでお伝えしておきたいのは、「空」を普通に読もうとしていては答えにたどり着けないということ。
「そら」でも「くう」でも「から」でもありません。
「空者」は、中身がしっかりしていない人や愚か者のことを指す言葉です。
あまりよく使う言葉ではありませんが、考えてみてください。
正解は…
正解は…
うつけもの
でした!
若き日の織田信長は、そのあまりの奇特さに「大うつけ」と呼ばれたそうです。
ここまでひどい言われようでしたが、実は人々を欺くために愚かな行動をとっていたという説もあるんだとか。
本当にそうだったとすると、騙されていた人々の方が「うつけもの」だったことになりますね。
真相は本人のみぞ知る…。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
5つ目の漢字は「細雪」
日本では雪の降り方・つもり方を表す言葉がたくさんありますよね。
「細雪」
もそのひとつ。
「さいせつ」「こまゆき」ではありませんよ!
「細雪」読み方のヒントは?
- 細雪は「細かい雪」「まばらに降る雪」のことを指します。
- ぱらぱらと細かい雪が降っている日に、「あ!細雪だ!」と無意識に言っている人も多いはずです。
- 「さ」から始まる、ひらがな5文字の言葉です。
もうわかりましたね?
「細雪」の読み方、正解は…
正解は……
「ささめゆき」
です!
「朝起きると細雪が舞っていた。」などのように使います。
細雪は熟字訓読みという、2字以上の熟語を訓読みにする特殊な読み方です。
それぞれの漢字から読み解くことができないため、「細雪」は「ささめゆき」と覚えてくださいね。
最後に、日本で使われている雪の降り方の種類の一例をご紹介します。
- 吹雪(ふぶき)
雪が強風で舞い上げられ、空中を乱れ飛んでいる状態 - 粉雪(こなゆき)
粉のようにさらさらとした雪 - 牡丹雪(ぼたんゆき)
一粒一粒が大きい雪 - 淡雪(あわゆき)
薄く積もった雪 - 泡雪(あわゆき)
すぐに溶けてしまう雪
ほかにも、その冬初めて降る雪を「初雪」。
春を迎える頃に降る「名残雪」など季節によってもさまざまな呼び方があります。
使い分けられたらとってもおしゃれですよね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!