今日の難読漢字は
「閣龍」
「尼通」
「麦唐納」
「業平」
「土耳古」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「閣龍」
「閣龍」という漢字、見た目がすごい派手ですが普段みかけない漢字ですね。
あるとすれば、都心にあるような高級中華料理屋のような感じもしますが、今回の読み方はお店の名前ではありません。
ヒントとしては、音読みでも訓読みでもありません!
ということは、当て字しか思い当たりませんが、どうでしょうか?
かなり難問ですが、ぜひ挑戦してみてください!
「閣龍」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは人物名です。
ヒント➁ 世界史における、大航海時代の先駆者はこの方!
ヒント③ インドに着いたと思ったら、実はインドではなかった・・・。
「閣龍」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「コロンブス」です!
「コロンブス」は、まさに大航海時代の先駆者。
当時、インドの香辛料が貴重だったヨーロッパ圏において、陸路ではなく海路を使ってインドに行く方法が模索されていましたが、その時代の流れの中に「閣龍」もいました。
当時、ヨーロッパの方から海路を使ってインドに行くルートとしては、アフリカ大陸をぐるっと南下するものがありましたが、「地球が球体である」ことを根拠に、「西に一直線に進めばぐるっと回ってインドにたどり着けるはず!」という、まさに目から鱗なアイデアで航海に旅立ちます。
残念ながら、彼が辿り着いた場所はインドではなくアメリカ大陸の東海域の諸島であり、それが由来となって、アメリカ大陸にいた先住民を「インディアン」と呼ぶようになったのは有名な話ですね!
2つ目の漢字は「尼通」
昔、手塚治虫さんの「三つ目がとおる」という漫画がありましたが、今回は「尼さんが通る」ですwww
「尼さん」とは、出家した女性のことを指しますが、尼さんが通る場所ってどこなんでしょうか?
「〇〇通り」など、商店街などにある大通りの名前なども予想できますが、正解はどうでしょうか?
ヒントを見て、一緒に考えてみましょう!
「尼通」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 実は、「尼通」は人物名です。
ヒント② 「ニ〇ー〇ン」の5文字です。
ヒント③ リンゴが落ちる現象から導いたものとは?
「尼通」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニュートン」です!
「ニュートン」といえば、リンゴが落ちる現象から「万有引力」の法則を解明したと言われている、イギリスの哲学者、物理学者、天文学者、神学者・・・、一言でいうと天才です。
そんな「尼通」が生きた時代はまさにペストが流行していた暗黒時代。
普通の人であれば、そんな疫病に世界が飲まれようとしている現状に嘆き、悲観するものですが、なんとこの天才「尼通」は、家からなかなか出られない日常に対し、
「これで学問に集中できる!」と喜んだそうです・・・。
何という発想の転回!もう凄いの一言しかありませんね。
3つ目の漢字は「麦唐納」
ビールなどの原料である「麦」に、唐辛子の「唐」。そしてそれを「納める」。
はい、まったく意味が分かりませんね・・・。
でも、意外にもこの漢字、「難読漢字の定番」とも言ってもいいくらい、目にした人も多いのではないでしょうか。
最大のヒントとして、これは音読みでも訓読みでもありませんが、
「音読みにすれば、ネイティブに近い発音になる」です。
ということは、英語であることは確定しましたね!
さあ、この続きはヒントを見て考えてみてください。
「麦唐納」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「ばくどうのー」をネイティブ風に発音すると分かるかも!?
ヒント➁ 英語圏の人名で「マ〇〇〇〇ド」です。
ヒント③ Mの字から始まるハンバーガーといえば?
「麦唐納」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「マクドナルド」です!
なんと!これで「マクドナルド」と読むんですね。
ヒントにあるとおり、確かに「マクドナルド」をネイティブ風に発音すると「マ(ク)
ドナ(ッ)ドゥ」なので、「ばくとうのう」と読める「麦唐納」は納得ですね!
「マクドナルド」といえば、知らない人はいないといってもいいほどの世界的なハンバーガーのチェーンストア。
国によってオリジナルのメニューがあったりして、海外旅行に行ってその国オリジナルのハンバーガーを食べてみるという楽しみ方もありです。
「麦唐納」は英語圏での人名の「マクドナルド」さんを指しますが、誰もがこの時点で「ハンバーガー」を思い浮かべてしまう知名度はさすがですよね!
4つ目の漢字は「業平」
「業平」といえば、誰もが「なりひら」と読むでしょう。
もちろん正解です。
その「業平(なりひら)」にもいろいろあって、平安時代の歌人である「在原 業平(ありわらのなりひら)」だったり、日本にある地名(東京都墨田区など)の場所を指したりしますよね。
でも、そこは難読漢字の問題です。
意外すぎて、「業平」の他の読み方を知ったら驚きますよ!
「業平」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはある国の英語読みです。
ヒント➁ 最後の文字は「ン」です。
ヒント③ 国旗は「日の丸」です。
「業平」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ジャパン」です!
えー!これで「ジャパン」って読むの?と思った方、私も最初は驚きました。
だって、国の名前を漢字で表すときは、そもそも英語読みのものだったり意味から漢字に当てたものが大半で、アメリカ合衆国なら「米国」、イギリスなら「英国」とかですよね?
なら、「ジャパン」は「日本」で表記すればいいじゃない・・・って、普通に誰もが思うはずです。
一説には、もともと日本はマルコポーロの東方見聞録で「ジパング」と紹介されており、これが中国圏では「ジーヘン」や「ジペ」と発音されており、その発音に近い漢字が当てられた、というものがあります。
「業平」、今度から話のネタになりますね!
5つ目の漢字は「土耳古」
タイトルにもありますが、この「土耳古」という漢字を音読みにすると、「ドジコ」。
さては、「ドジっ子」のことだな!?と思ったのは私だけではないはずwww
でも、残念ながら「ドジっ子」でも「ドジコ」とも読みません。
または、女性の名前にありがちな「とみこ」さんでもありません。
強いてヒントをあげるとしたら、「土」と「古」は音読みでも大丈夫ですが、「耳」の部分は私たち日本人には少し難しい捉え方になると思います。
さあ、この「土耳子」を読めるようになって、「ドジっ子」から卒業しましょう!
「土耳古」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは国の名前です。
ヒント➁ 「〇〇コ」の3文字です。
ヒント③ この国のアイスはよ~く伸びます!
「土耳古」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「トルコ」です!
私たちが「トルコ」と呼んでいる国の正式名称は、「トルコ共和国」。
「土耳古」は、西アジアに位置する、世界史などでもおなじみの「ビザンツ帝国」や「オスマン帝国」が栄えていた場所としても有名ですね。
歴史的にも古く、西洋と東洋の文化が混ざりあっていた場所でもあり、世界の歴史においても度々登場する国です。
そんな「トルコ」を、なぜ「土耳古」と表記するのでしょうか?
一説によると、これを当てたのは当時の中国の人であり、「耳」は中国読みにすると「ル」に近い発音をすることに由来しているそうです。
国名って、いろんな当て字がありますがどれも難しいものばかりですね・・・。
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!