今日の難読漢字は
「五月雨」
「雹」
「霰」
「凩」
「俄雨」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「五月雨」
- 2 「五月雨」読み方のヒントは?
- 3 「五月雨」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「五月雨」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「雹」
- 6 「雹」読み方のヒントは?
- 7 「雹」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「霰」
- 9 「霰」読み方のヒントは?
- 10 「霰」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「霰」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「凩」
- 13 「凩」読み方のヒントは?
- 14 「凩」読み方のもうひとつのヒントは?
- 15 「凩」の読み方、正解は・・・
- 16 5つ目の漢字は「俄雨」
- 17 「俄雨」読み方のヒントは?
- 18 「俄雨」読み方のもうひとつのヒントは?
- 19 「俄雨」の読み方、正解は・・・
- 20 まとめ
1つ目の漢字は「五月雨」
五月雨は、陰暦の五月の雨という意味であって現在の六月の事を指します。
なので読み方は梅雨というイメージで大丈夫なのですが、
五月雨と書いてなんと読むか分かりますか?
「五月雨」読み方のヒントは?
梅雨のようにいつまでも細かい雨が降り続いたり、少しだけ止んだりと予測がつかない場合などに使います。
雨が断続的に降り続いたりする様子から、最近では仕事でもよく使われる言葉でもあります。
「ごがつ」とも「あめ」とも読みません。
「五月雨」読み方のもうひとつのヒントは?
さつきあめとも読みますが、さつきあめでもありません。
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さあもうわかりましたか?
「五月雨」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「さみだれ」
です!
天候は気ままに変わるため、少し身勝手であると言えるでしょう。
例えば自分の都合で、断続的に少しづつ仕事を渡して行くのであれば、
「出来上がった順にお渡しします。」という所を「五月雨式でお渡しします。」と言っておくと、相手も少しだけ不快感が無くなります。
相手を不快にさせてしまう時の、断りとして使う言葉のひとつとして覚えておきましょう。
2つ目の漢字は「雹」
雨を包むと書いて「雹」と書きます。
空から降って来るものではありますが、雨を包んだものです。
さて、なんと読むでしょうか?
「雹」読み方のヒントは?
空から降って来るもので、雨でもなければ雪でもないです。
ヒントを言うと、空から降って来る氷です。
というと簡単ですがしかし、空から降って来る氷は二種類あります。
もうひとつ言うと、大きさによって呼び方が変わります。
さあ、なんと読む?
「雹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひょう」
です!
空から降って来る氷は、「雹」と「霰」(あられ)があります。
直径5mm以上の氷粒の事を雹といい、直径5mm未満の氷粒は霰と言います。
特に雹が降ってきた時は、すぐさま避難しましょう。
酷ければ車のガラスを割ってしまう危険もあるので、できるだけ屋根のある場所に入るかフードなどを被って安全な場所に避難してください。
雹は冬ではなく、5月~7月といった初夏に降る物です。
雹は大きくて重みもあるので、体に当たると大けがに繋がる事もあるので注意してくださいね。
3つ目の漢字は「霰」
「霰」ってなんて読むか分かりますか?
霞が関の「霞」によく似ていますが、「かすみ」ではありません。
雨冠が付いているので、自然に関係するものです。
ちなみに「霧」でもありません。
さて、なんと読むでしょうか?
「霰」読み方のヒントは?
雪が関係しています。
霙(みぞれ)ではありません。
霧(きり)でもありません。
さて、なんと読むでしょう?
「霰」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
よく似たものに、「雹」(ひょう)があります。でも、雹ではありません。
もうわかりましたか?
「霰」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あられ」
です!
直径5mm未満の氷粒を霰といい、直径5mm以上の物を雹と言います。
雹は危険なので、すぐに避難しなければいけないイメージですが、霰も危険な物には変わりはありません。
凍っているのでなかなか解けず、上を歩くと滑る危険もあります。
雹や霰が降っている時には、充分注意するようにしておきましょう。
4つ目の漢字は「凩」
風冠に木という漢字で「凩」。
漢字に書くとなんだか柔らかいイメージがしますよね。
しかし全く柔らかいイメージではありません。
「凪」(なぎ)でもありませんし、「凧」(たこ)でもありません。
でも、風に関することには間違いはありません。
さて、なんと読むでしょうか?
「凩」読み方のヒントは?
ヒントは、冬を表せている漢字です。
冬の風と言えば・・・「凩」です。
「凩」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」の四文字です。
もうひとつヒントを言うと「こ〇ら〇」です。
もうわかりましたか?
「凩」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こがらし」
です!
秋の終わりから冬に向けて、冷たい風が吹くことを「凩が吹く」と言います。
凩は昔から使われている漢字で、「木枯らし」と書いても正解です。
凩の反対の言葉として、春一番という言葉があります。
どちらも季節を感じさせてくれる、風の便りであることには間違いがなさそうです。
季節感を感じる「凩」を是非使ってみましょう。
5つ目の漢字は「俄雨」
「俄雨」は「俄」という漢字が読めれば読めます!
雨は(あめ)とそのまま読めばいいのですが、
「俄」が読めないのではないでしょうか?
我儘(わがまま)をイメージしてしまう人は、
一旦そこから離れてみてください。
さあ、なんと読むでしょうか?
「俄雨」読み方のヒントは?
気まぐれに降る雨という意味です。
急に降ってきて、すぐに止みます。
そんな雨ってありますよね。
なんて言ってましたか?
「俄雨」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇あめ」です。
もう答えはわかりましたか?
「俄雨」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「にわかあめ」
です!
急に降って急に止む雨、ありますよね。
自分でも口に出している言葉ではないでしょうか?
でもすぐに止んでしまうので、あまり気にしていない人も多いでしょう。
「俄雨と女の腕捲り」という言葉があり、俄雨も女の腕まくりも恐れるほどの事ではない。という意味になっています。
こちらも昔の言葉になっており、最近では立場が逆転している場合も多くなっていますね。
俄雨にはご注意を!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!