今日の難読漢字は
「幕間」
「艮」
「輸る」
「綿なる」
「評う」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「幕間」
「幕の間」と書く「幕間」。
意味としては、幕と幕の間ですから「演劇や舞台の合間」のことを表すものと推測できます。
では、読み方は?と言われれば、「まくま」もしくは「まっかん」が筆頭に挙げられますが、いかがでしょうか?
これは簡単な漢字だけに、読めないと恥ずかしい!
ぜひこの機会に正しい読み方を身につけましょう!
「幕間」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「間」は「ま」とは読みません!
ヒント➁ 「〇〇〇い」の4文字です。
ヒント③ お餅つきの杵を持たない人が出す手は何と言う??
「幕間」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「まくあい」です!
「幕間」は、まさに「幕と幕の間」のことを表す言葉ですので、「間に挟む小休憩」の時間のことを意味します。
海外のショーなんかでも、「インターミッション」なんていう言葉が一般的ですが、それの日本語版ですね。
演者にとって長時間に渡るショーや劇では、身体を休める必要があることから、休憩や食事の間として使われることが一般的なようです。
ちなみに、のり弁をパワーアップさせた「幕ノ内弁当」も、「幕と幕の間に食べる弁当」ということから付けられた名称だそうですよ!
2つ目の漢字は「艮」
一見、「良い悪い」の「良」に見えるこの漢字、1画目の点がありません!!
えー、こんな漢字あるの?と思ってしまいますが、点を書き忘れた訳ではなく、こういう漢字もあるんです!
「良い」に非常によく似た漢字ですから、「微妙に良い」とか読めそうですが、何と読むのでしょうか?
これはかなり難易度の高い問題ですから、心して挑戦しましょう!
「艮」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「ごん」とも読みます。
ヒント② 珍しいですが、人の名前としても使われます。
ヒント③ 「〇〇〇ら」の4文字です。
「艮」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「うしとら」です!
ん?
「うしとら」って何?と思ってしまう言葉ですが、「艮」とは「北東」の方角を指す言葉です。
その他にも、中国で使われる占いのような「八卦」で使われる用語で、丑(うし)と寅(とら)の間にあるものなので、「うしとら」と呼ばれています。
占いをやっている人にはサービス問題だったかもしれませんが、普通に生活しているとまず出てこない難しい漢字でしたね!
今度、北極星を見つけたら「艮の方角よりちょっと西」なんて使ってみると面白いかも!?
3つ目の漢字は「輸る」
漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら。
「輸る」という漢字、読むことができますか?
「輸送」「輸入」などでよく目にする漢字ではありますが、読み方は「ゆる」ではありません。
ぱっと読むことができたらかなりの漢字マスターかも。
分からなかった方にはヒントをお出しするので、一緒に考えてみましょう。
「輸る」の読み方のヒントは?
難読漢字を読む際、漢字の読める部分を探して音から推測するパターンと、意味から推測するパターンがありますが、今回は後者です。
先ほど少し触れた「輸送」「輸入」、そしてそれに加えて「輸血」や「運輸」など。
共通する意味が見えてきませんか?
「運ぶ」だと思ったならあと少しです。
見当がつきましたか??
正解は…
正解は…
おくる
でした!
通常は「輸送」の「送」の漢字を使いますが、実は「輸」にもものをおくるという意味があったのです。
少し特殊な読みですが、これからこの漢字を見たときに思い出せるようになると漢字マスターへの道が近づくかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「綿なる」
難読漢字クイズです。
「綿なる」という漢字、読むことができますか?
「綿」という漢字は「わた」「めん」と読まれることが多いですが、「わたなる」でも「めんなる」でもありません。
ヒントをお出しするので、じっくり考えてみませんか?
「綿なる」の読み方のヒントは?
「綿」という漢字を使った言葉はたくさんありますが、今回ヒントとして取り上げるのは「連綿」という言葉。
長く絶えずつながることを意味し、「連綿と受け継がれてきた技術」のように使うのですが、この言葉の中での「綿」の意味を考えてみましょう。
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
つらなる
でした!
連綿の「綿」は連なると意味を持っているんです。
日常生活においてはあまり使われることのない用法ですが、覚えておくと表現の幅が広がるかもしれませんね。
言葉は過去から現在、そして未来へと綿なるもの。
美しい言葉を後世にも残せると良いですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
5つ目の漢字は「評う」
今回出題する漢字はこちら!
「評う」です!
「評価(ひょうか)」「評判(ひょうばん)」の「評」なので「ひょうう」と読みたくなってしまうかもしれませんが、これは漢字クイズ。
もちろんそんな一筋縄ではいきません。
この時点で読めたらかなりの腕前。
読めなくても大丈夫です。ヒントをお出しします!
「評う」の読み方のヒントは?
先に意味をお教えしましょう。
「評う」の意味は、「他者の非をあれこれと言い立て、論じる」というものです。
「放っておいてほしいのだが、彼は私の言動をすぐに評う」
このように使います。
わかりましたか…?
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
あげつらう
でした!
最近、場所や料理、サービスなど何にでも評価がつくようになりました。
星の数やレビューを参考にする方も多いのではないでしょうか。
もちろんそれは悪いことではないのですが、あまり人の非を評うようなことはしない方が無難でしょう。
時には自分自身を客観的に見つめて冷静になってみるのも大切なのかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!