「滑り台(すべりだい)」か「滑走路(かっそうろ)」などでしか、日常的に見ない「滑」という漢字。
右側が「骨」という漢字ですが、これは「すべる、なめらか、こつ」などと読みます。
そこに「砂」という漢字が組み合わさった「砂滑」という言葉は、公園にいる子供達が砂場の「砂」を「滑り台」の上からサラサラ流して遊ぶ様子が目に浮かんできそうなものですね。
「砂」というものも、もともとサラサラしている物質ですので、サラサラ+ツルツルということになりますが、これは一体何でしょうか??
「砂滑」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② これはイルカの仲間です。
ヒント③ 最初の文字は「す」です。
「砂滑」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「スナメリ」です!
「砂滑」とは、「小型のイルカ」のことで、関東や東北では「スナメリ」、関西の方では「スザメ」「ゼゴ」「ナメクジラ」など、地域によって呼び名がたくさんある動物です。
大人の大きさでも、体長は1.5m程度、体重は50kgほどしかなく、現存しているクジラ類では最も小型に分類されるんだとか。
大海原の規模でこの大きさですので、中国近海を始めとして絶滅寸前までいっている動物でもあります。
日本近海でも生息が確認されていますが、「砂滑」に限らず海洋生物が今後も生き続けられる環境を維持したいものですね!
出典:コトバンク
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