漢字読み講座

【今日の難読漢字】「天晴」「明朝体」「逆鱗」「嫌悪」「敏捷」あなたは読めますか?

今日の難読漢字は

「天晴」

「明朝体」

「逆鱗」

「嫌悪」

「敏捷」

の5つです。

さて、なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「天晴」

「天晴」はなんと読むかわかりますか?

「てんせい」や「あまはれ」ではありませんよ。

小学校で習ったはずの、とても簡単な漢字ですが…

さて、あなたには読むことができるでしょうか?

「天晴」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 「天晴れ」と送り仮名をつける場合もあります
  3. 「驚くほどりっぱ」「とても見事」という意味です

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「天晴」の読み方!正解は!?

正解は「あっぱれ」です。

ヒントで紹介したように「天晴れ」と送り仮名を付ける場合もあります。

時代劇などでよく耳にする言葉ですが、漢字表記は知らなかった人が多いかもしれません。

「あっぱれ」という言葉は、そもそもは「あはれ」という心にしみじみと湧き出る感情を表していました。

それが時代と共に形を変えて、「見事だ」という意味に変化していったようですね。

「天晴」という漢字は、後で当てられたもののようです。

天が晴れ渡るイメージと「見事にやった!」「立派だ!」というイメージはピッタリ合いますね。

2つ目の漢字は「明朝体」

書籍やパソコンなどの字体に使われる「明朝体」ですが、

字体で認識はしているものの、読み方となれば話は別ですよね。

最近ではゴシック体も多いですが、それでもやっぱり教科書は明朝体です。

さて、明朝体と書いて何と読むかわかりますか?

「明朝体」読み方のヒントは?

ひとつづつの漢字で見ていくと難しいかも知れません。

明朝体をふたつに分けて考えると簡単かも。

「明朝」と「体」に分けて考えてみてください。

(めいちょうたい)でもありません。

「明朝体」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇〇」です。

長いのでさらにヒントを申し上げると、

みん〇〇〇たい」です。

さあ、もうわかりましたか?

「明朝体」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「みんちょうたい」

です!

 

明朝体で印字されているとなんだか、かしこまった感じがしますよね。

新聞なども今でも明朝体です。

紙媒体の文字は、明朝体の方が読みやすいのかも知れませんね。

3つ目の漢字は「逆鱗」

逆の鱗と書いて「逆鱗」。

魚の鱗を逆に撫でることではありません。

また、鱗を逆に撫でてもいい事はありません。

蛇は特に嫌がるのだとか。

同じように「逆鱗」は人にとても嫌がられることです。

さて、逆鱗と書いてなんと読むでしょうか?

「逆鱗」読み方のヒントは?

逆鱗とは、伝説の生き物である龍の81枚の鱗のうち、

一枚だけ逆さに生えている鱗の事です。

これに触れてしまうと、龍がものすごく怒って、すぐに殺されてしまうという伝説があり

そこから「逆鱗」という言葉が作られました。

今でも、上司など目上の人に対して機嫌を損ねてしまうと

逆鱗に触れる

と言います。

逆鱗の読み方はわかりましたか?

「逆鱗」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

もうわかりましたか?

「逆鱗」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「げきりん」

です!

誰にでも触れられたくない部分はあります。

上司がプライベートで困っている時に、

「僕、私はプライベートが充実してますので!」

なんて言えませんよね。

人の逆鱗に触れないように生活しましょう。

ぜひ、覚えておいてください。

4つ目の漢字は「嫌悪」

「嫌悪」と書くと、イメージはすぐに思い浮かべる事ができると思います。

嫌な感じ、悪い気持ちなどのイメージで正解です。

しかし、嫌悪と書いてなんと読むか分かりますか?

「嫌悪」読み方のヒントは?

「嫌悪」だけで見ると分からないかもしれません。

なので嫌悪の使い道をご紹介しますね。

嫌悪感

自己嫌悪

など。

ちょっとヒントを言いすぎましたかね?

さあ、もうわかりましたか?

「嫌悪」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「けんお」

です!

汚い物や、病原菌など不快なものに対して嫌な気持ちを表せる言葉ですが、

自分に対しても「自己嫌悪」と使いますよね。

自分の事が好きになれずに、嫌悪感に陥ってしまう状態の事です。

自分に嫌気がさす時は、自分の好きなところを見つけて「まあいっか!」と思いなおして前向きに過ごしてみましょう。

ちなみに嫌悪の反対の言葉は「愛好」です。

「〇〇愛好会」など、同じ趣味の人が集まるサークルなどに使われています。

好きも嫌いもバランスよく行きましょう!

5つ目の漢字は「敏捷」

「敏感」、「俊敏」、「過敏」など、1文字目の「敏」は日常的に使う言葉でもあるので簡単ですね。

 

でも、2文字目の「捷」ってそもそもどんな漢字か知っていますか?

 

「捷」とは、「はやい」とか「すばやい」というような意味を持つ漢字のことで、今回は音読みが分かれば正解できる問題です。

 

ちなみに、1文字目の「敏」も「はやい」や「すばやい」という意味がありますので、「はやい×2」でスピード感ある言葉となっていますよ!

 

「敏捷」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。

ヒント➁ 2文字目を使った他の言葉は「大捷」や「戦捷」があります。

ヒント③ 動作が素早いことを表す言葉です。

 

「敏捷」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「びんしょう」です!

 

「敏捷」とは、動作が素早く、はしっこいことを言います。確かに、2つの漢字は共に「すばやい」を表す字ですから納得です。

 

その他にも、「頭の回転が早い人」に対して使われる言葉ですから、いずれにしろ良い意味で使われます。

 

今回の難読漢字が読めたら、その「敏捷さ」で次の問題も行ってみましょう!

まとめ

今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?

ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!