漢字からして、まさに神の使いのような「鳥」ですね!
「悪を断ち、善を知った鳥」、昔は悪いことをしていたけれど、あるとき悟りを開いて善行に目覚める・・・そんな孫悟空のような情景が浮かんできます。
今回の難読漢字は「善知鳥」で、漢字自体はどれも簡単なものですが、読み方がとにかく難しい!
そのまま読めば「ぜんちどり」、「ぜんちちょう」になりますが、正解は天竺(てんじく)よりも遠いですねwww
では、筋斗雲ならぬヒントを見て、正解に辿りつきましょう!
「善知鳥」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇う」の3文字です。
ヒント② これは鳥です。また、能の演目の一つにもあります。
ヒント③ 最初の文字は「う」です。
「善知鳥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ウトウ」です!
「善知鳥」とは、カモメと同じく海鳥の一種です。
北日本をはじめ、北米の方までの広範囲で生息しており、その中でも北海道の天売島という場所が最大の繁殖地となっている鳥です。
また、この鳥をモチーフに、「能の演目の一つ」でもある「善知鳥」。
「善知鳥」を日夜狩って暮らしていた猟師が死後に嘆く、というストーリーなのですが、そうせざるを得なかった時代や環境は本人にも代え難いものなので、現代社会にも通ずるものがありますね。
ぜひ、能も機会があれば観てみましょう!新たな「善を知る」、もとい世界を知ることができることでしょう!