帽子にトレンチコート、咥えタバコを口にしながら片足を波止場にかけた男性。
まさに海を眺める男、もとい「潮を望む」男を想起させる「望潮」ですが、これは一体何と読むか分かりますか?
素直に読めば「ぼうちょう」になりますが、小説のタイトルに使われることはあっても単語としては無いのでこれは除外します。
では、「潮を望む」先には何があるのか、波止場の男性と一緒に考えてみましょう!
「望潮」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「し〇〇〇き」の5文字です。
ヒント② 「潮」を「望む=待つ=招く」です。
ヒント③ カニの仲間です。
「望潮」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しおまねき」です!
「望潮」とは、「スナガニ」の仲間のことです。
特徴は片手のハサミだけが大きく、潮がくる度に上下に動かす習性があることで、その様子から「潮を招いている」ように見えることから名付けられたそうです。
その他、「望潮」とは「もちしお」とも読み、「潮を待ち望む」→「満潮」を指す言葉としても使われています。
一度でいいから、「望潮」のときの「望潮」を見てみたいものです。
あ・・・、満潮だから砂浜は海に沈んじゃいますねwww