漢字読み講座

「五月蠅い」って何て読む?「うっとうしい」と読んだあなたは・・・非常に惜しい!

よく使う言葉・よく耳にする言葉なのに、いざ漢字を目にすると読めない・・・

そんな感じの1つが「五月蠅い」です。

漢字が3文字も並んでいて何だか難しそうですが・・・

さっそく見ていきましょう!

「五月蠅い」の読み方のヒントは・・・?

読み方のヒントはズバリ、漢字にあります!

気温も上がる5月に飛び回る蠅(ハエ)・・・

「うっとうしい」は間違いですが、意味としては似ていますよ。

「五月蠅い」の読み方の答えは・・・

正解は、「うるさい」でした!

「五月蠅い」の意味は、次の通りです。

  • 物音が大きすぎてやかましい、耳障りな様子
  • 細かく口やかましい、注文や批判が多く煩わしい
  • どこまでもしつこく付きまとってきて邪魔

物音だけでなく、付きまとわれたり細かく言われたりするのも確かに「五月蠅い」ですよね!

なぜ「五月の蠅」なのか・・・!?

蠅が顔の周りをブンブン飛び回る様子は確かに「五月蠅い」ですが、なぜ「五月の蠅」なんでしょうか?

5月と言うと爽やかな季節で、蠅が盛んに飛び回るイメージはないですよね・・・

その答えは、「旧暦」にあります。

旧暦の5月(現在の6月頃)は、ちょうど梅雨で湿気も多くじめじめする時期。

気温も高くなり、蠅が多く出現する時期だと言う訳なんです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!