漢字読み講座

【読める人は出版業界?】「抄訳」って何て読む?「みょうやく」なんて妙な読み方してませんよね?

「抄訳」

これ、何と読むかわかりますか?

 

比較的簡単な問題だとは思うんですが、

勘違いして覚えているかも!?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「抄訳」読み方のヒント!

この言葉は、出版関連のお仕事をしている方にとっては頻出用語。

でもそれ以外の方は、あまり聞きなれないですよね。

 

「このページの3行目を抄訳する」

「論文の抄訳版です」

などの例文が挙げられます。

 

さて、読めましたか?

 

「みょうやく」や「さやく」と読んでしまった方、間違いですよー!

 

「抄訳」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「しょうやく」

です!

 

「抄訳」は、

「原文のところどころを抜き出して翻訳する」という意味の言葉。

 

海外の童話などは、原典だと残酷な表現が多いため、

翻訳する際に概要を抜き出して出版されますよね。

 

また、海外で発表された論文などを紹介する際も、

全てを翻訳せず、要約したものを紹介することがほとんど。

このような場面で使われる言葉です。

 

つまり全文を翻訳する場合には、この言葉は使いません!

そのような場合は「全訳」という言葉を使います。

こちらの言葉の方が聞き馴染みがあるのではないでしょうか。

 

外国語で書かれた書籍や文章を読む際に使える「抄訳」。

しっかりと意味も覚えて、使ってみてくださいね!

 

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!