漢字読み講座

「刮げる」って何て読む漢字か分かりますか?「はげる」じゃないからご用心!

「刮げる」って、それほど難しい漢字には見えないものの読めませんよね・・・?

はげる」かな?・・・いえいえ、「剥げる(はげる)」とは右半分が同じですが全く違う文字です。

さあ、なんて読むのかさっそく見ていきましょう!

「刮げる」の読み方のヒントは・・・?

「刮げる」は、汚れ(付着物)を落とす時に使われる言葉です。

ただし「落とす(おとす)」ではないのは分かりますよね。

汚れの落とし方も色々あって、ほこりをほうきで「掃く(はく)」、雑巾で「拭く(ふく)」、スポンジでゴシゴシ「擦る(こする)」など・・・

「刮げる」は、表面を削るようにして付着物を落とす時に使う言葉です。

読み方は、ひらがなで「〇〇げる」ですよ!

分かりましたか?

「刮げる」の読み方の答えは・・・

正解は、「こそげる」でした!

例えばタイルの床についたガムをヘラで落とすような時、「刮げる」がぴったりです。

「刮げる」のは汚れだけでなく、表面に付着した物に幅広く使えるんですよ。

髪や髭を剃る時にも使われる場合があります。

ちなみに方言で「刮げる」を使う地域もあって、少し違った意味で使われています。

例えば名古屋弁で「刮げる」とは、「表面を磨く」という意味。

甲州弁で「刮げる」とは、「削り落とす」という意味。

「ごぼうを刮げる」などと使うんですって!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。