「撒布」って何て読むか分かりますか?
(さんぷ)ではありません。
(さんぷ)は「散布」ですので、「手へん」がありません。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「撒布」の読み方のヒントは?
例文①:全ての農地に水を「撒布」するように命じた
例文②:驚くべき遠距離に「撒布」される
という風に使います。
意味は「広範囲にまき散らすこと」です。
何と読むか分かりましたか?
「撒布」の読み方、正解は……
正解は……
「さっぷ」
です!
現在では、「撒布」も「散布」も(さんぷ)と読むようになりましたので、
厳密には間違いではありません。
「散」につられて(さんぷ)と読む人が多かったためです。
同じ間違いをする人が多いと、その間違いがそのまま定着し、「慣用音」と呼ばれる音読みが生まれます。
「撒布」と似たような言葉で「噴霧」がありますが、意味に違いがあります。
「撒布」は水や薬剤をそのままジョウロ等を用いてまき散らすことですが、「噴霧」は液状のものを霧状(ミスト)にしてまき散らす必要があります。噴射器等を使って、農業等で農薬をまくときに使う言葉です。
最近ではドローンを導入して農薬を「撒布」する人も増えてるようですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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