今日の難読漢字は
「汗疹」
「黴」
「玄人」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「汗疹」!
「汗」という字に「発疹」の「疹(しん)」の2文字。
「疹」は他にも、「蕁麻疹(じんましん)」の字でもあり、いかにも皮膚に関係した症状に使われる漢字と予想できますね。
1文字目が「汗」なので、汗に関係した何かでしょうか。
ちなみに「かんしん」ではありません。
さあ、この「汗疹」は何と読む?
「汗疹」の読み方のヒントはコレ!
夏場によく見られる皮膚の症状の一つです。特に赤ちゃんや高齢者などがかかりやすいですね。
「汗疹」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あせも」です!
「汗疹」といったら、やっぱり赤ちゃんがかかるイメージですね。
「汗疹」は、大量の汗をかくことによって、汗としての正常な排出が妨げられたり、そのまま下着をとりかえないでいることなどで起こる発疹の一つです。
ジメジメした夏場は高温多湿になるため、赤ちゃんだけでなく、高齢者も注意しないと汗疹になっていまいます。
「汗疹」になってしまったら、とりあえず患部を掻かずにかゆみを我慢して、外用薬でかゆみや炎症を抑えましょう。
赤く小さな発疹が、たくさん汗をかいた部分にいきなり現れて少しびっくりますが、皮膚を清潔にして、涼しい環境で過ごせば自然に消えていきますのでご安心を!
(それでも治らない場合は、皮膚科を受診するようにしましょう!)
次の難読漢字は「黴」!
パッと見、「微妙」などの「微(び)」に似ているこの漢字。
1文字だけということもあり、予想がつきにくいですね。
となると、音読みではなく訓読みになるとは想像できますが、そこから先はまさに「微妙」・・・。
さあ、ヒントを見ながら一緒に考えていきましょう!
「黴」の読み方のヒントはコレ!
訓読みで、「〇〇」2文字です。
「青〇〇」、「赤〇〇」など、食品に関するものもあります。
「黴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カビ」です!
「黴(カビ)」は、菌類の一つで、私たちの身の回りでは梅雨や冬の時期の結露した状態など、湿気の多い時期・場所に発生しますよね。
しかも、その発生場所は食べ物だけでなく、衣類や浴槽の壁、窓の縁など、ありとあらゆるところに発生するので掃除が大変です・・・。
でもそんな厄介な黴も、発酵食品や薬品(ペニシリンなど)を作るために重要な役割を果たしているのをご存じでしょうか?
食べ物でいえば、青カビを使ったチーズや、「ゴルゴンゾーラ」などのブルーチーズなど。
また、日本酒や醤油、味噌といった多くの日本食でも「日本麹黴(にほんこうじかび)」が利用されるなど、私たちにとってとても大切なパートナーでもあるんですよ!
最後の難読漢字は「玄人」!
これは読める人もきっと多いサービス問題です。
「玄人」と書くと、そのまま「げんじん」なんて読みたくなってしまいますが、これはもちろん違います。
まだ分からない人はヒントを見ながら一緒に考えてみましょう!
あなたも漢字の「玄人」になれるでしょうか!?
「玄人」の読み方のヒントはコレ!
「素人」の対義語で、カタカナでいえば「プロ」です。
「玄人」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「くろうと」です!
「玄人」といえば、「プロ」や「エキスパート」などの意味で使われていますね。
用例としては、「玄人好みのゴルフクラブ」や「玄人向きの包丁」などといった具合ですが、どちらかと言えば「職人系」の言葉として使われます。
それは、「玄」という字が「黒色」や「奥深い」という意味をもっており、そこに「人」がついて「その道を深く追求した熟練者」というニュアンスとなるためです。
ちなみに「素人」は「しろうと」と読み、この「素人」と対をなす言葉でもあります。
もう「玄人」を読めるあなたは、今日から「漢字玄人」ですね!