今日の難読漢字は
「雪花菜」
「鰐梨」
「鱶鰭」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「雪花菜」!
「雪花菜」この漢字を見ただけで、すごく綺麗なイメージが沸いてきますよね!
「雪の花の菜」というからには植物か花の名前だと連想してしまいますが・・・。
この漢字は当て字になりますが、さあ、「雪花菜」は何と読むのでしょうか?
「雪花菜」の読み方のヒントはコレ!
字のごとく白いです。
これは植物や花ではありません。なんと食べ物です。(大豆が原材料)
「雪花菜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おから」です!
そもそも最近の若者は「おから」ってご存じでしょうか?
雪花菜は、スーパーやお惣菜屋さんで見かけることができると思いますが、豆腐を作る過程でできる「豆乳を絞った後の残りかす」をベースに作った食べ物です。
そのためすごく安いですが、値段に反してとても美味しい食品です。
さらに栄養価も高く、脳の記憶力を高めるホスファチジルコリンという栄養素も豊富に含まれているんだとか。
昔の日本では、「商売相手との縁が切れないように」という願いを込めて、京都の商人の家などでは毎月食べる風習があったほどの食品なんです。
難読漢字に挑戦するときは、ぜひ雪花菜を食べてみてはいかがでしょうか!
次の難読漢字は「鰐梨」!
これは、そのまま読めば「わになし」です。
もちろん、それでも正解ですが、もっとスマートな他の読み方を考えてみてください。
その見た目から「鰐」という字が当て字として使われていますが、いったい「鰐梨」は何と読むのでしょうか?
「鰐梨」の読み方のヒントはコレ!
一般的にはカタナカ表記をする食べ物です。
これに醤油をつけて食べると「トロ」の味になると言われています!!
「鰐梨」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「アボガド」です!
アボカドとは、クスノキ科ワニナシ属の常緑高木およびその果実のこと。
アボガドの皮がワニっぽく見えることから、和名はそのまま鰐梨(わになし)と呼ぶそうですが、なんだか美味しそうには感じませんね・・・
ちなみに、アボガドって野菜なの?果物なの?と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
アボガドは、2年以上栽培する樹木であることと、果実を食用とするものなので「果物」に分類されるそうです。
サラダや巻物にしても美味しいアボカド。
お金とカロリーを節約したい人にとっては、醤油をかければトロの出来上がり!
そんな素晴らしい果物、それが鰐梨です。
最後の難読漢字は「鱶鰭」!
「鱶」と「鰭」。どちらも読めればあっという間に正解にたどりつける問題なんですが、前者の「鱶」の字は、一般的には他の漢字を使っているため、難問です。
部首が「魚へん」ですので、魚関係、海鮮食品関係の方向で考えて大丈夫です。
さあ、この「鱶鰭」は何と読む??
「鱶鰭」の読み方のヒントはコレ!
中華料理における高級食材の一つで、最初の文字の「鱶」は、いわゆる「鮫」です。
「鱶鰭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「フカヒレ」です!
「鮫のヒレ」と書いてあれば想像ができそうなものですが、最初の文字の「鱶」は、大型のサメを表わす漢字です。
鰭(ヒレ)も普段は漢字で表わさないので、読めた方は少ないと思いますが、みなさんはいかがでしたでしょうか。
フカヒレといえば、鮫のヒレの部分を乾燥させた中華料理における高級食材ですが、日本は世界有数のフカヒレ生産国であることをご存じでしょうか。
江戸時代には、ナマコやアワビと一緒に当時の中国へ輸出されており、日本の材料と中国の料理技術が融合して、あの美味しいフカヒレが誕生していたとは驚きです!