今日の難読漢字は
「加特力」
「木栓」
「卓子」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「加特力」!
パッと見、「かじりょく」や人名の「かじ りき」さんにも見えてしまう「加特力」。
もちろんどちらも違いますが、これを読める日本人はごく限られた一部の人なんだろうな、と思ってしまう難問です。
世界的に見れば「加特力」の人はすごい数になると思いますが、ここから先はヒントを見てのお楽しみです。
さあ、この「加特力」はいったい何と読むのでしょうか?
「加特力」の読み方のヒントはコレ!
これはカタカナ読みで「〇〇〇ッ〇」です。
主に西洋でメジャーな宗教の教派です。
「加特力」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カトリック」です!
「カトリック」とは、キリスト教の数ある教派の一つで有名ですよね。
2大教派といえば、「カトリック」と「プロテスタント」だと思いますが、「カトリック」はローマ教皇を最高指導者とした、全世界12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派です。
私たち日本人にとって宗教はあまり馴染みのないものですが、「カトリック」と「プロテスタント」のことは世界史の授業で習った記憶があると思います。でも、内容が難しすぎて理解できたかというと怪しいところですが・・・。
何にせよ、どんな宗教や教派にしろ、古来から人々の心の拠り所となっているものは、多くの人達にとってなくてはならない大切なもの。
いつの時代も誰もが認め合える、そんな平和な世界が訪れるといいですね!
次の難読漢字は「木栓」!
「木栓」という、すごくシンプルな漢字。
何かの入れ物に蓋をする「栓」が、「木」で作られているんでしょうから、なんとなくイメージはいくつか沸きますね。
パッと思いつく限りでは、ひょうたんの口を塞いでいるあの栓。よく七味唐辛子の入れ物になっていたりしますよね。
でもあの栓の読み方なんて気にしたことがなかったので、名称は分かりません・・・。
さあ、ヒントを参考に考えてみましょう!
「木栓」の読み方のヒントはコレ!
「木」は「木」でも柔らかいですよ。
「〇ル〇」の3文字で、蓋以外にもいろいろな用途があります。
「木栓」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「コルク」です!
「コルク」は、「コルクガシ」の樹皮を加工した、硬すぎず柔らかすぎず、弾力性に富む自然素材の総称です。
水や汗などの水分にも強いことから、飲み物を入れる瓶の蓋やマットの代わり、釣竿のグリップなど、あらゆる用途で使われていますね。
この「コルク」は、日本では生産がほぼなく、主な生産地はポルトガルで全世界の生産量の約半分を占めています。
なお、「コルク」の歴史をたどると、その成分分析の過程で「コルク」の断面が空気を含んだ多数の小部屋があることが分かり、これを「CELL(細胞)」と名づけたことから、細胞学が発展したということです。
ワインを開けたらすぐに捨てちゃう「コルク」ですが、意外にもすごいやつだったんですね!
最後の難読漢字は「卓子」!
はい、そのまま「たくし」と読めるからって、「タクシー」ではありません!
「卓」の字は、卓球の「卓」や「雀卓」、「食卓」などの「机」を意味するもので、「子」はそのまま子どもの「子」。
そのままの意味で考えれば「ミニ卓球」、もしくは「子ども用の小さなテーブル」といったところでしょうか。
今回はこのイメージも大切にして、正解に迫ってみましょう!
「卓子」の読み方のヒントはコレ!
ずばり「食卓」ですね。
カタカナ表記です。
「卓子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「テーブル」です!
「テーブル」は、どこの家にも必ずある食事をとったり作業をする上でなくてはならない家具ですね。
構造がシンプルなことから、昔からその形は変わることなく現代にも受け継がれていて、素材は石や木、金属など多岐に渡るほか、デザインもシンプルなものから奇抜なものまでありとあらゆるものがあります。
この「テーブル」の語源は、フランス語の「table」と古英語の「tablee」の両方であり、ラテン語で「板」を意味する「タブラ」の派生とのことです。
また一つ、勉強になりましたね!