「扁たい」
この漢字、なんと読むか分かりますか?
「偏」や「編」などの字形に使われているので、読み方を「へんたい」と予想した方もいるのではないでしょうか?
「扁」という字を「へん」と読むことは正解です。しかし「扁たい」は「へんたい」とは読まず、別の読み方があります。
正解の読み方さえわかれば、意味はとても簡単です。
さて、どんな読み方をするか考えてみましょう。
「扁たい」の読み方のヒントはコレ!
ヒント1:別の漢字で、まったく同じ読み&意味のものがある
ヒント2:字は少し違うが「偏平足(へんぺいそく)」という言葉が大ヒント
「扁たい」は、別の漢字で、まったく同じ読み&意味のものがあります。また、扁の字形を用いた「偏平足」という言葉が大ヒントとになります。
「偏平足」は足のつちふまずが無くなってしまった足の状態のことを指します。そのイメージで、「扁たい」という漢字の読みを考えれば、正解が導き出せるかもしれません。
「扁たい」の読み方!正解は…?
「扁たい」の読み方、正解は……
「ひらたい」です!
意味は「平たい」と同じです。明治時代の小説などでは「平たい」という意味を表す言葉として「扁たい」が使われています。
「扁平(へんぺい)」という言葉が「ひらたいこと。ひらべったいこと」を指すので、併せて覚えておくといいでしょう。