団子、団らん、集団、の「団」に「栗」。そのまま読めばずばり「だんぐり」ですが、何の栗なんでしょうか?
正解が分かれば、言われればそう読めるね、というような感じがします。
さあ、いったい何と読むのでしょうか?
「団栗」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 栗というより「木の実」です。
ヒント② リスが好む食べ物です。
ヒント③ ここからクヌギの木などが育ちます。
「団栗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ドングリ」です!
ドングリは森の中に落ちていて、子どもの頃によく拾ったりコマにするなど工作の道具に使ったことがある人も多いのではないでしょうか?
そんなドングリですが、実は種ではなく、「果実」ということをご存じでしょうか?
いろんな種類がありますが、ブナ科の果実にみられる特徴である、先端がとがっていて表面が硬く、下部はおわん状などといった共通のものがみられることからも明らかです。
ドングリは、森の動物たちにとって主要な食べ物になっていますが、驚くことに私たち人間も食べることができるんです!
ブナの実なんかは、そのまま生で食べることもできますし、炒めると香ばしくなるほか、スダジイ、ツブラジイなど一部のドングリは甘みがあって渋みがなく、渋抜きしないでも大丈夫です。
もちろん、全てのドングリがそのまま食せる訳ではありませんが、森の中にある身近なものが私たち人間を含めた動物の支えになっていることを実感すると、ますます自然を大事にしないといけませんね!