今日の難読漢字は
「辣韭」
「凝乳」
「桃花鳥」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「辣韭」!
「辣韭」という漢字は、いろんな場所で目にすることも多く、読める人も多いのではないでしょうか。
商品ラベルや料理本などにも頻繁に登場するこの漢字、自炊する人にとってはサービス問題です・・・ って、料理に関係するものと言っているようなものですね。
今回はヒントを見ずに頑張って正解してみましょう!
「辣韭」の読み方のヒントはコレ!
見た目は小さい玉ねぎです。
甘酢で漬けたものが一般的です。
「辣韭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「らっきょう」です!
「らっきょう」といえば、もう皆さんご存じ、カレーのお供として不動の地位を築いている小さい玉ねぎのようなニンニクのような形をした野菜です。
あの独特の匂いと辛味が病みつきになる、ハマる人は毎日でも食べている健康食の一つでもありますね。
もともと中国やヒマラヤ地方が原産となっていた「らっきょう」は、今では鳥取県や鹿児島県などでも特産品として栽培されています。
また、よく言われるものに、「らっきょうを毎日食べると血液がサラサラになる」というものがありますが、これは血液硬化を防ぐ「アデノシン」という物質が多く含まれていることが理由となっています。
今晩のメニューは、美味しいカレーに「らっきょう」を合わせるので決まり!
次の難読漢字は「凝乳」!
この漢字は、明らかに「乳製品の何か」であることが予想できますね。
なにしろ、「乳が固まる」と書く「凝乳」ですし、ヨーグルトとかチーズあたりの何かでは?といろいろ浮かんできます。
ただ、音読みで「ぎょうにゅう」と読めるからといって、「ぎゅうにゅう」ではありませんのであしからず。
さあ、この乳製品はいったい何でしょうか?
ちなみに「カード」とも読めますが、今回はもっとシンプルなものを回答してくださいね!
「凝乳」の読み方のヒントはコレ!
白くて甘くてフワフワしています。
ケーキになくてはならないものです!
「凝乳」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「クリーム」です!
一般的には「凝乳」は「カード」とも読み、酸やキモシンという酵素を使ってヤギや牛の乳を凝固させたものの総称のことをいいます。
そういった理由もあり、「カード」の代表格である「クリーム」としても、当て字で読むようになりました。
「クリーム」といえば、生の乳や牛乳を分離して「乳脂肪のみ」を取り出して原料とした、「生クリーム」を表すことが一般的です。
さらに、何に使うかによってその脂肪分は異なり、コーヒーなどに入れるものであれば15%程度ですが、ケーキに使うようなものは50%もあるなど、その美味しさと引き換えにカロリーは高く、失うものも大きいのも事実・・・。
いつかカロリーを気にせず、生クリームたっぷりのホールケーキを食べてみたいものです。
最後の難読漢字は「桃花鳥」!
これは、最後の文字が鳥であることから、鳥であることは間違いないようです。
でも、「桃の花と鳥」っていったい何でしょうか。桃の季節に飛来する鳥とか、桃の花のような色や形をもつ鳥?とも予想できて、迷ってしまいますね。
でも、残念ながらこの鳥を普段見ることはないはずですので、正解にたどり着くのは難しいかもしれません・・・。
ここはヒントを参考に考えてみましょう!
「桃花鳥」の読み方のヒントはコレ!
これはカタカナで「〇〇」です。
昔は「ツキ」とも呼ばれていた鳥です。
「桃花鳥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「トキ」です!
「トキ」といえば、誰もが絶滅寸前の特別天然記念物となっている鳥、という認識があるでしょう。
一時期、世界中でもわずか数羽になるまで減少してしまった「トキ」。
もちろんレッドリストにも掲載され、絶滅してしまうまであとわずか、という危機的な状況にまでなりましたが、現在では、日本や中国が保護・人工繁殖した結果、なんとか個体数を増やすことに成功しています。
といっても、まだ両国あわせても数千羽程度しかおらず、まだまだ保護していかなければならない鳥であることに変わりはありません。
「トキ」に限らず、地球上の動物がこれ以上絶滅しないように、一歩一歩、できることから始めていきましょう!
出典:コトバンク