漢字読み講座

【今日の難読漢字】「面子」「幕間」「艮」。「艮」は「良」とは違うの!?

今日の難読漢字は

「面子」

「幕間」

「艮」

の3つです。

 

さあ、何と読む?

 

まず最初の難読漢字は「面子」!

子どもの頃、牛乳瓶のフタを使った「面子(めんこ)遊び」が定番だったなぁ~・・・、という人も多いはず!

 

もちろん、私はその後の世代ですのでやったことはないんですが、2重にして貼り合わせると無敵になるそうですね!

 

そんな「めんこ」ですが、今回は「めんこ」ではない方の読み方を考えていきましょう。

 

「めんし」「おもこ」「おもし」・・・。

 

いろいろな候補が考えられますが、正解はいったい何でしょうか。

ヒントを参考に考えていきましょう!

 

面子」の読み方のヒントはコレ!

 いわゆる「メンバー」のことです。

「プライド」を指す言葉でもあります。

 

面子」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「めんつ」です!

 

「面子」とは、「メンバー」の別称としても使われる言葉です。

よく使われるシチュエーションとしては、やはり麻雀でしょうか。

 

ちなみに、麻雀だと「メンバー」という意味以外にも、「3個で一揃いになる牌」のことも表します。

 

その他に、「面子がつぶれる」などの用法でもお馴染み、「プライド」と同じ意味ももちます。

 

この「面子」が読めないと、「面子丸つぶれ」ですよ!!

 

次の難読漢字は「幕間」!

「幕の間」と書く「幕間」。

 

意味としては、幕と幕の間ですから「演劇や舞台の合間」のことを表すものと推測できます。

 

では、読み方は?と言われれば、「まくま」もしくは「まっかん」が筆頭に挙げられますが、いかがでしょうか?

 

これは簡単な漢字だけに、読めないと恥ずかしい!

ぜひこの機会に正しい読み方を身につけましょう!

 

幕間」の読み方のヒントはコレ!

「間」は「ま」とは読みません!

「〇〇〇い」の4文字です。

 

幕間」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「まくあい」です!

 

「幕間」は、まさに「幕と幕の間」のことを表す言葉ですので、「間に挟む小休憩」の時間のことを意味します。

 

海外のショーなんかでも、「インターミッション」なんていう言葉が一般的ですが、それの日本語版ですね。

 

演者にとって長時間に渡るショーや劇では、身体を休める必要があることから、休憩や食事の間として使われることが一般的なようです。

 

ちなみに、のり弁をパワーアップさせた「幕ノ内弁当」も、「幕と幕の間に食べる弁当」ということから付けられた名称だそうですよ!

 

最後の難読漢字は「」!

一見、「良い悪い」の「良」に見えるこの漢字、1画目の点がありません!!

 

えー、こんな漢字あるの?と思ってしまいますが、点を書き忘れた訳ではなく、こういう漢字もあるんです!

 

「良い」に非常によく似た漢字ですから、「微妙に良い」とか読めそうですが、何と読むのでしょうか?

 

これはかなり難易度の高い問題ですから、心して挑戦しましょう!

 

」の読み方のヒントはコレ!

「ごん」とも読みます。

珍しいですが、人の名前としても使われます。

 

」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「うしとら」です!

 

ん?

「うしとら」って何?と思ってしまう言葉ですが、「艮」とは「北東」の方角を指す言葉です。

 

その他にも、中国で使われる占いのような「八卦」で使われる用語で、丑(うし)と寅(とら)の間にあるものなので、「うしとら」と呼ばれています。

 

占いをやっている人にはサービス問題だったかもしれませんが、普通に生活しているとまず出てこない難しい漢字でしたね!

 

今度、北極星を見つけたら「艮の方角よりちょっと西」なんて使ってみると面白いかも!?