今日の難読漢字は
「玄鳥」
「小女子」
「海扇」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「玄鳥」!
1文字目の「玄」は、「玄人」でもお馴染み、「その道のプロ」を表す言葉ですね。
ということは「プロの鳥」とも読み取れますが、「玄」という1文字だけでは「赤や黄色を含んだ黒」や「医者」を指す言葉になります。
・・・ますます意味が分からなくなってしまいましたが、最初の「赤や黄色を含んだ黒」という線から推理すれば、「そういう色をした鳥」が筆頭ですね!
さあ、この「黒くてプロの鳥」はいったい何の鳥??
「玄鳥」の読み方のヒントはコレ!
一般的には他の漢字1文字で表します。
「〇〇〇」の3文字です。
「玄鳥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つばめ」です!
一般的に「つばめ」といえば、「燕」という漢字を使いますが、「玄鳥」でも「つばめ」と読みます。
「つばめ」は、喉の部分が赤色をしていて、その他の身体の大部分は黒色なので、まさに「玄」が表す言葉そのままですよね!
「つばめ」は北半球であれば、広範囲で繁殖している鳥で、なんと沖縄県でもその姿を確認することができます。
軒下に巣を作られてしまうとフンでひどいことになりますが、雛が一生懸命、口を開けてエサを待っている姿は可愛いものですよね!
次の難読漢字は「小女子」!
「小さな女の子」と書く「小女子」。
とても可愛らしい言葉にも見えますね!
略語として考えるなら、「小学生の女子」でしょうかwww
女子高生に次ぐ、新たなトレンドワードな気がしてなりませんが、残念ながら「小学生の女子」のことではありません・・・。
では、この「小女子」という言葉は何と読むのでしょうか!?
「小女子」の読み方のヒントはコレ!
これは魚の名前です。
「〇〇〇〇」の4文字です。
「小女子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こうなご」です!
この「小女子」、実は地域によって呼び名が若干異なり、正式名称として「いかなご」と呼ぶところも多いようです。
特に有名なのは、いわき沖で獲れる「小女子」です。
春頃に漁が解禁となり、地元では水揚げされたばかりの新鮮な「小女子」が食べられるとあって、多くのお客さんで賑わいます。
「小女子」は、低カロリーでカルシウムやタンパク質が豊富な、まさにダイエット食品!
なんと成人が1日に必要なカルシウム500mgを、わずか100gの「小女子」で摂取できてしまう、スーパー食品なんです!
これはもう毎日食べるしかない!
最後の難読漢字は「海扇」!
シンプルに「海の扇」と書く「海扇」。
ビーチで使う「扇」といえば、リゾート地にあるような大きな葉っぱの形をした団扇のようなものでしょうか。
昔の壁画などで、召使が主人を扇いでいる様子を描いたものが多いですが、あんな感じをイメージしてしまいますね!
ただ、今回はずばり「扇」とは関係ありません・・・。
一般的には漢字を使わないのでピンときませんが、好きな人も多いアレです!!
「海扇」の読み方のヒントはコレ!
通常はカタカナ表記します。
「〇〇〇がい」の5文字です。
「海扇」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほたてがい」です!
まさに「ホタテ」の形は「扇」そのもの。
今回は当て字で「海扇」と書いて「ホタテ」または「ホタテ貝」と読みます。
お寿司屋さんでもお刺身でも、みんな大好きな「海扇」。
そのまま生で食べるも良し、バター醤油で焼いても良し、海鮮料理に使うも良し、どんな風にしても美味しい、まさに貝の王様!
「扇」であおぐべきなのは、人じゃなくて「海扇」の方!?
出典:コトバンク