漢字読み講座

【今日の難読漢字】「早急」「礼讃」「粗利益」。「早急」にこの問題に取りかかりましょう!!

今日の難読漢字は

「早急」

「礼讃」

「粗利益」

の3つです。

 

さあ、何と読む?

 

まず最初の難読漢字は「早急」!

仕事でも勉強でも、何かやらなきゃいけないのにうまく進まないこと、ありますよね!

 

でも、何かトラブルがあったりして遅れてしまうと焦ってしまう・・・。

そういうとき「早急」に取り組まないといけませんね。

 

では、この「早急」の正しい読み方をご存じでしょうか?

 

大半の人が「そうきゅう」と読みますが、実はこれは本来の正しい読み方ではないんです!

 

テレビのアナウンサーが喋っているのをよく聞いていると、正しい読み方で発音してくれるんですが、みなさんは分かりますか?

 

早急」の読み方のヒントはコレ!

「急」は「きゅう」で合っています。

「〇〇きゅう」の5文字です。

 

早急」の読み方の正解は・・・・?

 

 

 

正解は、「さっきゅう」です!

 

「さっきゅう」が正しい読み方と言われても、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか?

 

意味は「さっきゅう」も「そうきゅう」も、「非常に急いでいること」です。

 

最近では、「そうきゅう」でも間違いではないことから、こちらで発音することも多いですが、正しい日本語で話すというのは、もはやビジネスマナーですよね。

 

難しい漢字なら読めないのも納得できますが、簡単な漢字の読みは間違えないように、このページでどんどん知識をつけていきましょう!

 

では、次の問題に「早急」にチャレンジ!

 

次の難読漢字は「礼讃」!

2文字とも、「れい」と「さん」と読める簡単な漢字ですね。

 

「礼」は「いろんな行事のなかで決まっている動作や言行、服装や道具などの総称」で、「賛」は「たたえる、褒める」などの意味をもつ漢字です。

 

普通に読めば「れいさん」になりますが、これは違います・・・。

 

こういう読めそうで読めない漢字はまだまだたくさんありますが、一つ一つ正しい読み方を身に着けていきましょう!

 

今回はヒントを見て、一緒に考えていきましょう。

 

礼讃」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇〇」の4文字です。

仏教の言葉にもなっています。

 

礼讃」の読み方の正解は・・・・?

 

 

 

正解は、「らいさん」です!

 

「礼賛」とは、「素晴らしいものとして、あがめ、褒めること」や「ありがたく思うこと」です。

 

それぞれの漢字のもつ意味が合わさったものですので、意味は想像通りでしたね!

 

また、仏教の言葉としても使われており、「仏・法・僧の三宝を礼拝し、その功徳を讃えること」でもあります。

 

ちなみに、この「礼拝」も「れいはい」の他に「らいはい」が正しい読みになり、「らい」と発音することも覚えておきましょう!

 

最後の難読漢字は「粗利益」!

そのまま音読みすると「そりえき」ですが、これは違います。

 

「粗利益」はいくつもある経済用語の一つで、経済学を学んでいる人にとってはサービス問題かもしれません。

 

今回は正しい読み方だけでなく、「粗利益」の意味も一緒に勉強していきましょう!

 

粗利益」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇〇〇」の4文字です。

胡椒など、「おおざっぱ」に砕いたものを何と言う?

 

粗利益」の読み方の正解は・・・・?

 

 

 

正解は、「あらりえき」です!

 

「粗利益」とは経済用語の一つで、「売上の金額から原価(仕入れ値)を差し引いた金額のこと」です。

一言でいえば、儲け分ですね!

 

ちなみに、会計上では5つの「〇〇利益」がありますので、簡単にご紹介します。

 

・売上総利益

これが今回の「粗利益」です。会社や企業の儲けですね。

 

・営業利益

会社や企業が、主力とするサービスや商品で稼いだ利益のことです。

 

・経常利益

会社や企業が、主力サービスや商品以外で稼いだ利益も含めた全体の利益のことです。

 

・税引前当期利益

名前のとおり、当該期に支払う税金を差し引く前の利益のことです。

 

・当期純利益

1つの決算期における収益全体から、諸費用や法人税などを引いて、最後に残った利益のことです。

 

経理事務や株をやっている人には当たり前の知識かもしれませんが、この機会に覚えてしまいましょう!

出典:コトバンク

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とにかく本が好きです!