今日の難読漢字は
「御用達」
「肉汁」
「茨城」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「御用達」!
お歳暮のシーズン、お世話になったあの人に贈るものはいったい何にしよう・・・。
日頃、お世話になっている人や大切な人に贈り物をするときは、いつもよりもちょっと高い品物を選びますよね!
そういうときは、スーパーではなくデパートの地下にある食品売場や化粧品売場に足を運ぶと思いますが、そんな少し高い商品には決まって「〇〇御用達」の文字があるはず!
そんな「御用達」、読み方は「ごようたつ」ではありませんよ!
「御用達」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇〇」の5文字です。
「ごようたつ」の読み方はかなり惜しいです!
「御用達」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ごようたし」です!
「御用達」とは、「宮中・官庁などへ用品を納めること」を言います。
よく時代劇などで、警察の役割をしている役人が「御用だ!、御用だ!」なんてセリフがありますが、この「御用」は「お上」や「官庁」という意味があり、今で言えば「公権力がある警察だぞ!」といった感じでしょうか。
その「御用」である「お上」「官庁」にお届けする商品ということで「御用達」と呼ばれるようになりました。
「宮内庁御用達」と付いた商品なら、誰に贈っても喜ばれるお歳暮間違いなしです!
次の難読漢字は「肉汁」!
「肉汁」と聞けば、みんな大好きハンバーグ!
牛肉と豚肉が織りなす最高の肉料理といっても過言ではないハンバーグ、出来立ての熱々のハンバーグにナイフを入れれば、溢れんばかりの「肉汁」と鼻腔をくすぐる幸せの香り。
口に含めば肉本来の甘みが広がる・・・、と想像しただけでお腹が鳴ってしまいますが、今回はそんな「肉汁」の読み方が問題です。
え?これって「にくじる」でしょ!?
と思ったあなたは若者として認定しましょう!
「にくじる」の読み方も間違いではありませんが、今回は他の読み方にチャレンジしましょう!
「肉汁」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇〇」の5文字です。
「汁」は「じる」とは読みません。
「肉汁」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「にくじゅう」です!
四文字熟語の「一汁三菜」も「いちじゅうさんさい」と読みますが、「肉汁」は「にくじゅう」と読むのが本来は正しい読み方。
近年、簡単に「にくじる」と読むことも普及したことから、アナウンサー業界でも正式に認められた読み方となりましたが、本来の読み方を知ることも大切です。
・高級フィレステーキの「肉汁」が口に広がる。
・スーパーで買った格安のバラ肉でも「肉汁」が出る。
どちらの読み方をしても同じ意味になりますが、前者は「にくじゅう」、後者は「にくじる」がイメージに合うと思うのは私だけ!??
最後の難読漢字は「茨城」!
今回は、関東地方にある県の名前の問題です。
まさか、日本の都道府県の読み方を間違える人なんていませんよね!?
・・・と思っていたら、なんと20~30%の人は「茨城」の読み方を間違って覚えている、なんていう調査もあるようです。
また、似たような名前の「茨木」という市の名前も大阪にあるんですが、いろんなものと混同してしまって間違えるのでしょうか??
「茨城」の読み方のヒントはコレ!
「宮城」とは違う県です!
「栃木」とも違う県です!
「茨城」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いばらき」です!
「ぎ」じゃなく「き」が正しい読み方になります。
発音上、「いばらぎけん」の方が言いやすいので間違って覚えてしまうのは分かりますが、「いばらき(けん)」が正しいので必ず覚えるようにしましょう!
ただ、当の茨城県の人は訛りもあって、「いばらぎ」と聞こえてしまうケースもあるのはご愛敬。
覚え方は、「同じ関東地方でも栃木と茨木は違う!」です。
栃木は「ぎ」で、茨城は「き」ですよ!