「漏洩」の読み方をご存知でしょうか?
「ろうえい」と読まれている方が多いかと思います。
もちろん間違いではありませんが、「ろうえい」と読むのは慣用読みになります。
慣用読みとは、間違えた読み方をする人が余りにも多いため、認められた読み方です。
それでは、本来の読み方があなたにはわかりますか?
目次
「漏洩」の読み方のヒントはこちら!
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 秘密が外部に漏れることをいいます
- 「ろうえい」という読み方と2文字しか違いません
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「漏洩」の読み方!正解は!?
正解は「ろうせつ」です!
とはいえ、現代ではほとんどの場合「ろうえい」と読まれているので、「ろうせつ」という響きからは意味を理解してもらえないかも知れません。
近年特によく耳にするのは「個人情報の漏洩」ですね。
この言葉も「個人情報の漏洩(ろうせつ)」と聞くと、ピンと来ない方が多いかも。
類義語に「開示」「摘発」「暴露」などがありますが、意味は少しずつ違うため注意が必要です。
「漏洩」とはどういう意味? – 日本語における解説と由来について
「漏洩」とは、秘密や機密などが外部に知られることを指す言葉です。
漏洩の原因としては、不正アクセスや情報漏えいなどが挙げられます。
この言葉は、もともと水が漏れることを指す「漏れる」と、水の流れを洩らすことを指す「洩れる」という意味が合わさった言葉です。
「漏洩」の読み方は? - 正しい読み方と一般的な誤読について
「漏洩」の正しい読み方は、「ろうえい」です。
しかし、一般的には「るいえい」と誤読されることがあります。
これは、同じ「洩」という字を含む「漏れる」「洩れる」の読み方が「もれる」と「もれる」であるため、混同されることが原因とされています。
「漏洩」が使われる場面とは? - ビジネスやメディアでの用例を紹介
「漏洩」は、ビジネスやメディアの世界でよく使われる言葉です。
例えば、企業内の機密情報やプロジェクトの情報が漏洩した場合、大きな問題になります。
また、政治家や有名人のプライバシーが漏洩した場合、メディアによって大々的に報じられることがあります。
「漏洩」と同義語・類義語について - 他の言葉との違いと使い分けについて解説
「漏洩」には、同義語や類義語がいくつか存在します。
代表的なものに、「情報漏えい」「秘密漏洩」「情報流出」などがあります。
これらの言葉は、いずれも秘密や機密が外部に知られることを指しますが、微妙な違いがあります。使い分けのポイントを解説しましょう。
- 「漏洩」:特に機密情報の外部漏えいを意味する。
- 「情報漏えい」:一般的な情報の漏えいを指し、機密性の有無に関わらず使用される。
- 「秘密漏洩」:秘密が外部に漏れた場合に使用される言葉。
- 「情報流出」:正規の手続きを踏んで情報が漏れた場合に使用される。
出典:コトバンク