漢字読み講座

【難易度★★★★★★】「号ぶ」ってなんて読む?「ごうぶ」ではないんです!

「号ぶ」

「信号」「記号」などのイメージから「ごうぶ」と読んでしまった人はいませんか?

でも送り仮名に「ぶ」をつけた時の「号」には別の読み方があります。

「号ぶ」読み方のヒントは?

ヒントは、大声を発する時、大きな声で呼ぶ時に使います。

類語は

「喚く」

「怒鳴る」

などが挙げられます。

「号ぶ」の読み方、正解は・・・

 

正解は・・・

 

 

「さけぶ」

です!

「号」の字を見ると上に「口」という字がありますよね。

つまりもともと「号」は大きな声で泣く・叫ぶ様子を表す言葉だったのです。

そのため「さけぶ」という意味で「号」を使った言葉はたくさんあります。

「号泣(ごうきゅう)」は大きな声をあげて激しく泣く様子。

「怒号(どごう)」は怒って号ぶ様子。

「号令(ごうれい)」も大きな声で大勢に指示をする言葉です。

他にも同じ「さけぶ」という読み方の漢字と合わせ「叫号(きょうごう・きゅうごうと読む場合もあり)」という言葉もあります。

「号」は大きな声をあげることですが、「叫」は甲高い声を張り上げること。

同じ「さけぶ」という漢字でも、音の高さの違いがあるのが面白いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!