漢字読み講座

【これは超難読漢字!!そのまま「ゆきがくれ」ではありません!】「雪隠」という漢字、あなたは読めますか?

忍者の必殺技の名前のようなこの「雪隠」ですが、残念ながら「雪に隠れて姿を消す技」ではありません。

 

必殺技ではないですが、その読み方はまさに必殺技レベルの難しさです!

 

もちろん、単純に「ゆきがくれ」や「せつおん」などとは読みません。

 

さあ、この「雪隠」の正しい読み方を学んであなたも必殺技を繰り出しましょう!?

 

「雪隠」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 2つ読み方がありますが、どちらも同じ意味です。

ヒント② どちらも「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント③ 「トイレ」の昔の呼び方です。

 

「雪隠」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「せっちん」または「せついん」です!

 

「雪隠」とは、トイレのことです。

 

すごく難しい言い回しをする漢字ですが、もともとは禅宗で使われていた言葉です。

禅宗のお寺には東の東浄(とうちん)と西の西浄(せいちん)に二つ便所があり、本来は西側の便所のみを指していたようです。

 

そして、そのお寺に身分を隠して便所掃除をしていた雪竇(せっちょう)というお坊さんがいたところから、「雪が隠れている→雪隠」という字が当てられたそうです。

 

読み方についても、もともとは西側の西浄(せいちん)が便所を指していたことから、読み方が似ている「せっちん」になったそうですよ!