今日の難読漢字は
「霙」
「譴責」
「忸怩」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「霙」!
「雨かんむり」がつく漢字は意外に多くてびっくりします。
雷、雹、霧、霞など、その多くは天気に関係した言葉というのも面白いところです。
そして、今回の漢字は「霙」。
「雨かんむり」の下に英語の「英」がついた字ですが、いったい何と読むのでしょうか?
ヒントはやっぱり天気です!
「霙」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
寒いときに空から降ってきます。
「霙」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「みぞれ」です!
「霙」とは、溶けかかった雪や、雨と雪が混じっている状態のときの天気です。
雪が降る前の状態のため、地表の気温が0度であることが多く、雨から雪、または雪から雨へと変わる途中経過として、「霙」になることが多いようです。
ちなみに、「霙」より大きなものを「霰(あられ)」、霰より大きなものを「雹(ひょう)」と区別しており、その大きさは5mmを境にしています。
どちらかといえば、霰や雹は「氷の塊」であり、「霙」は雪に近い状態のものなので、分類上は「雪」になるそうです。
天気用語って、意外に細かい定義があって面白いですよね!
次の難読漢字は「譴責」!
この言葉は一般的にはあまり使われることのない言葉で、むしろ知らなくて良い言葉かもしれません。
対象は、企業や会社にお勤めのサラリーマンになりますが、まず真面目に働いていれば関係のない言葉です。
漢字としても意味としても難解ですが、正解を知ることで働き方を見直す契機となれば幸いです!
「譴責」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
「責」は「せき」と読みます。
「譴責」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「けんせき」です!
「譴責」とは、会社の従業員から始末書を提出させて、厳重注意をする行為のことです。
人事部署の人にとっては頭の痛い悩みでもありますが、働き手側にとっては自己を律しながら真面目に働かなければなりません。
いわゆる懲戒処分の一つとされており、多くの会社では最も軽い処分として定められていることが多いようですが、処分には変わりありません。
お金を対価としてもらっている以上、いつも誠実に、実直に、新入社員の頃の気持ちを忘れずに働いていきましょうね!
最後の難読漢字は「忸怩」!
どちらの漢字も難しくて、音読みも訓読みも分からないし、似たような言葉も思いつきません・・・。
強いて言うなら「紐(ひも)」と「泥(どろ)」などが似ている漢字になりますが、部首が違うのであまり参考にはならなそうです。
ちなみに「忸」も「怩」も「恥じる」という意味のある漢字で、どちらも漢字検定1級の難読漢字のコラボレーション!
まさに難問中の難問と言っていいこの「忸怩」、あなたは読めますか??
「忸怩」の読み方のヒントはコレ!
「〇く〇」の3文字です。
意味は「恥じる」です。
「忸怩」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「じくじ」です!
「じくじ」・・・。正解を見ても、聞いたことのない言葉ですね。
「忸怩」とは、それぞれの漢字が「恥じる」という意味をもっているとおり、「自分の行いを恥じる様」を表した言葉です。
名詞の言葉のため、用法は「自分の行いを忸怩した」などと使います。
小説の中でした見かけたことのない言葉のため、日常生活ではまず使いませんが、日々の行いを省みて、忸怩のないような生き方をしたいものですね!