漢字読み講座

【中国の楽器にこんな漢字のものがあったような・・・】「胡瓜」、あなたは読めますか?

中国にある三味線とバイオリンを足して2で割ったような楽器といえば、「胡弓(こきゅう)」ですね。

 

弦の本数に応じて二胡とも呼ばれますが、今回の漢字は「胡瓜」です。

 

2文字目の「瓜」は「ウリ」の字であることから、ウリを使って作られた「胡弓」のような楽器の気もしてきますね。

 

そんな日常的にはあまり見かけない「胡瓜」ですが、難読漢字としては初級レベルの簡単なもの。

 

ここはヒントを見ないで正解してみましょう!

 

「胡瓜」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② 「瓜」の仲間です。

ヒント③ 定番の野菜の一つです。

 

「胡瓜」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「きゅうり」です!

 

え?「きゅうり」って漢字あったの??と思った方も多いと思いますが、「胡瓜」は中国語なので見慣れない感じがするのも納得です。

 

昔の日本では、読み方から当てた「黄瓜(きうり)」という漢字が使われていましたが、「胡瓜」がシルクロードから渡ってきた植物のもので、「胡」が西方を意味することから次第に「胡瓜」という漢字の方が定着したそうです。

 

「胡瓜」はザ・野菜というイメージがするし、緑色をしていることから「緑黄色野菜」だと思われがちなんですが、実はその成分の大半は水。

 

そのことから「胡瓜」には栄養素はほぼなく、「緑黄色野菜」ではありません・・・。

 

でも、その水分の多さやシャキッとした歯ごたえから、さっぱりした料理との相性は抜群で、夏に食べたい冷やし中華や漬物などではなくてはならない野菜ですね。

 

適材適所、どんなものでも活躍する場はあるってことですね!