今日の難読漢字は
「石榴」
「鬱金」
「杜若」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「石榴」!
パッと見、今回の「石榴」という漢字は「せっけん」と似ていますが、それは「石鹸」と書きます。
2文字目は「榴」という字で、これ1文字だけでも今回の「石榴」と同じ読み方をします。
ちなみに、漢字検定1級の超難問ですのでこの1文字だけでも読むのは難しいと思いますので、ここは素直にヒントを参考にしましょう!
「石榴」の読み方のヒントはコレ!
これは果実です。
「〇〇〇」の3文字です。
「石榴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ザクロ」です!
「ザクロ」とは、落葉樹の植物になる果実のことで、樹木自体は高さ5m前後にもなる大型の樹です。
ひと昔前は、庭に植えている家庭も多く、鑑賞用としても食用としても親しまれていたものですが、最近はあまり見かけなくなってしまいました。
「石榴」の特徴は、果実の外観は赤っぽい臙脂色をした実の中に、小さな粒がたくさん詰まっていてる、少し酸味がする果物のような味がします。
あまりメジャーではありませんが、「石榴」ジュースが商品化されていますので、気になった方はぜひご賞味あれ!
次の難読漢字は「鬱金」!
現在の社会は悩みがたくさんあって、気に病むことが多いですよね・・・。
気持ちがずっと落ちこんでいると、「鬱病(うつびょう)」になりがちな現代人ですが、そんな「鬱」に真逆の「金」という漢字が組み合わさった「鬱金」。
なんだか、現代人に向けてのメッセージのような気もしますが、「鬱になっても金!」という前向きなイメージを大切に、「鬱金」の読みを推測していきましょう!
「鬱金」の読み方のヒントはコレ!
これはまさに社会人の味方です!
「〇〇ン」の3文字です。
「鬱金」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ウコン」です!
「鬱金」とは、社会人には避ける事ができない、会社の飲み会で酔い潰れた翌日にぐいーっと飲む、アレですwww。
正式には、ショウガ科ウコン属の多年草のことであり、皆さんが1回は飲んだことがある「ウコンドリンク」はその生薬を成分とした飲料のことですね。
英語では、「ターメリック」と呼ばれており、カレーなどのスパイスとしても有名ですね。
カレーから連想される通り、ウコンの色は黄色であり、「鬱金」の語源もこの黄色からきています。
でも、まさに「鬱な気分になっても金!」になれる「ウコン」なので、色からくる漢字より、意味から当てた漢字の方がしっくりくるような・・・。
最後の難読漢字は「杜若」!
漢字2文字からなる「杜若」ですが、よく見ると1文字目は「社」ではないことに気が付きます。
一瞬、「社」に見えてしまうので、「しゃ〇〇」と読んでしまいそうですが、「杜」は「木へん」ですので「しゃ」とは読みません。
実はこの「杜」とは、「森」とか「林」といった「木」を表す漢字なんですが、それに「若」が組み合わさると一体何になるんでしょうか??
「杜若」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇〇」の5文字です。
「木」というより「花」です。
「杜若」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かきつばた」です!
「杜若」とは、 アヤメ属の植物で江戸時代にはすでに多くの品種が成立しており、鑑賞用として親しまれてきました。
一時期、花菖蒲にその地位を譲っていましたが、近年になって再び鑑賞用として品種改良が進められていますね。
主に湿地に生息しており、ロシア圏からアジア圏まで幅広い地域でその姿を見る事ができます。
伊勢物語で在原業平が「杜若」の歌を詠ったことから、その場所とされている愛知県では県花としているなど、現代でもその綺麗な花を見る事ができる花です。