漢字読み講座

【読めそうで読めない】「幼気な」って何て読む?「ようきな」なんて読まないですよ!

「幼気な」

これ、何と読むかわかりますか?

 

漢字はとっても簡単。

でも、いざ読むとなると自信をなくしてしまうかも!?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「幼気な」読み方のヒント!

「幼稚園」などで使う「幼」と、「気持ち」などで使う「気」ですが、

「幼気な」では、「よう」とも「き」とも読みません!

 

特に「幼」はかなり特殊な読み方なんです。

 

さて、読めるでしょうか?

 

「幼気な」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「いたいけな

です!

 

「幼気な」は

「子どもがけなげでかわいらしい様子」のこと!

 

加えて、そんな子どもの様子を見て

心を打たれたり、心が痛むほどいじらしいさまのことも指します。

 

初めておつかいを頼まれて頑張っている様子や、

転んでも泣かずに耐えている様子などを見た時には、

ぴったりな言葉ですね。

 

そもそも「幼」の訓読みは「おさな-い」です。

 

なぜ「幼気な」のような読み方になったのかというと、

もとは「痛き(いたき)」+「気(け)」を組み合わせた言葉だったからなのだそう!

 

心が痛むくらいかわいい!という意味は残り、

漢字だけが子どもの様子を表す「幼」に変化したのですね。

 

かなり頻出の漢字でしたが、

読めなかった…という方もいるのでは?

ぜひこれを機に覚えてくださいね!

 

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!