「てへん」に京都の「京」で「掠」。
簡単に書ける漢字ですが、馴染みのない漢字で読み方も分からない人が多いのではないでしょうか・・・?
11画の「掠」ですが、漢字検定準1級に出題される漢字なんですよ。
大学生から一般レベルの難易度だと言われています。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「掠る」の読み方のヒントは・・・?
ヒントにはずばり、「掠る」の意味をお教えします!
- 軽く触れて通り過ぎる
- 上前をはねる
- かすり書きにする
- 容器の底にわずかに残っているものをこそげ取る
- ほのめかす、におわす
中でも「①軽く触れて通り過ぎる」という意味で最も使われますよ。
読み方はひらがなで「〇〇る」の3文字です。
わかりましたか?
「掠る」の読み方の答えは・・・
正解は、「かする」でした!
「わずかに触れて通り過ぎる」という意味で、「弾丸が頬を掠った」などと使われます。
物が皮膚をわずかに掠ってついた傷のことは、「掠り傷」と言いますよね。
「賃金を掠る」というように、「上前をはねる」意味でも使いますよ。
「ほのめかす・におわす」という意味ではあまり使いませんが、万葉集の中に『その人の名は言ひかねて、思ふあたりを掠らかす』という1文が登場します。
古くからある言葉なんですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!