今回のお題は「付える」「確り」「避球」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「付える」
「付える」
「付属(ふぞく)」「付加(ふか)」のように音読みでの印象が強い「付」ですが、
「ふえる」ではありません。
さて、なんと読むかわかりますか?
「付える」読み方のヒントは?
「付える」は相手に何かを提供する場面で使われます。
類語は
「譲り渡す」
「提供する」
「恵む」
などが挙げられます。
「付える」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あたえる」
です!
「付」という漢字は「人」と「寸」が合わせてできています。
「寸」は物を持った手の形を表しており、ものを人に渡したりつけたりする様子を表した漢字です。
「あたえる」を漢字で書く場合には「与える」が一般的ですが、
「付」には「寄付(きふ)」や「付与(ふよ)」「給付(きゅうふ)」のように
「あたえる」という意味を持った熟語がたくさんあります。
実際に使うことはめったにありませんが、漢字の成り立ちと一緒に覚えておくと自慢できるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2問目はこの漢字!「確り」
「確り」の読み方はご存知でしょうか?
当然ですが「かくり」ではありません。
日常的によく使う言葉ですが、ひらがなで書くことが多いです。
さて、あなたには読むことができますか?
「確り」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇〇り」の3文字
- 気持ちをひきしめるという意味でよく使われます
- 頑丈という意味で使う場合も
以上3つのヒントで考えてみてくださいね。
「確り」の読み方!正解は!?
正解は「しっかり」です!
ありふれた言葉ですが、漢字にすると読めない方も多かったのではないでしょうか。
気持ちをひきしめる意味では「明日は試験なんだから、しっかりしてね」などと使います。
頑丈という意味では「この椅子はしっかりしてるね」のように使います。
ちなみに「聢り」と書いても「しっかり」と読みますよ。
今回のように、よく聞く言葉なのに漢字にすると読めない字は意外に多いですね。
「確り」と「聢り」両方覚えておくと、自慢できるかも。
最後はこの漢字!「避球」
漢字だけを見れば「球を避ける」と書く「避球」ですね。
「球を避ける」と言われても、スポーツ競技では、球はゴールに入れたり追いかけるものがほとんどのはず。
スポーツ以外に「球」を使うものといえば、パチンコやおはじきのようなゲームでしょうか。
でも、スポーツにしろゲームにしろ「球を避ける」シチュエーションってそんなにないと思うんですが、この「避球」は一体何と読む??
「避球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはスポーツにもなった球技です。
ヒント② カタカナで「〇〇〇ボール」です。
ヒント③ 投げる、取る、避ける、の3つが基本動作です。
「避球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ドッジボール」です!
「避球」とは、小学生の遊びでは定番にもなっている、サッカーボール大のボールを使って相手に当てるゲームですね。
昔から、大人数で遊べるものとして誰もがやったことがある定番の遊びですが、正式に日本ドッジボール協会が設立されるなど、競技としての地位を築いています。
この「ドッジボール」というゲームは、ボールを相手に当てた人数が多ければ勝ちというものですが、この「ドッジ」は英語で「避ける」や「素早くかわす」という意味があります。
でも、避けてばかりじゃ勝ちにはならないので、どちらかというと「ヒットボール」の方が合っていると感じるのは私だけ!?