今日の難解漢字は、
「存える」
「殆」
「羽球」
「夥しい」
「区区」
です!
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「存える」です!
- 2 「存える」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「存える」の読み方!正解は…?
- 4 「存える」の用例は?
- 5 2つ目の漢字は「殆」です!
- 6 「殆」の読み方のヒントはコレ!
- 7 「殆」の読み方!正解は…?
- 8 「殆」を使った例文は?
- 9 「殆」の類語は?
- 10 3つ目の漢字は「羽球」です!
- 11 「羽球」の読み方のヒントはコレ!
- 12 「羽球」の読み方の正解は・・・・?
- 13 4つ目の漢字は「夥しい」です!
- 14 「夥しい」の読み方のヒントはコレ!
- 15 「夥しい」の読み方の正解は・・・・?
- 16 5つ目の漢字は「区区」です!
- 17 「区区」の読み方のヒントはこちら
- 18 「区区」の読み方!正解は…!?
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「存える」です!
「存える」
何と読むかわかりますか?
この字は「保存」や「存続」などの単語に使われるため、
親しみ深い漢字ですよね。
訓読みでは「そん」「ぞん」と読みますが…
「存える」は「そんえる」「ぞんえる」とは読みません。
「存える」の読み方のヒントはコレ!
- ヒント1:長い時間が経過したさまを表す
- ヒント2:「生き存える」という言い方もある
そろそろわかりましたか?
「存える」の読み方!正解は…?
「存える」の読み方、正解は…
「ながらえる」です!
- 長く生き続ける。生き延びる。
- 長い時間を経る。
- 長続きする。
このような意味を持つ言葉です。
「存」は、「ある」「いる」「生きている」など
存在していることを表す漢字でもあるため、
「存える」の読み方もイメージしやすいですよね。
「存える」の用例は?
「存える」の用例を2つご紹介します。
- 病気と闘いつつも、なんとか永らえた。
- 当時の震災から生き永らえた人物に話を聞く。
このように、「誰かが生きていること」、
「存在していること」を表現するときに使います。
「存命」という単語とほぼ同じなんですね。
「存える」は、小説などで見かける可能性の高い漢字です。
「あれ?何て読むんだっけ…」と慌てないためにも、
正しい読み方を覚えておきましょう!
2つ目の漢字は「殆」です!
「殆」
上の漢字ひと文字で、何と読むかわかりますか?
「殆ど(ほとんど)」「たい」という読み方もありますが、
ひと文字で表記されている場合、どう読むのでしょうか?
「殆」の読み方のヒントはコレ!
- ヒント1:「困り果てる」「うんざりする」という意味を持つ
- ヒント2:「殆ど(ほとんど)」「あらかた」という意味もある
- ヒント3:万葉集では「すんでのことで」「あやうく」の意味で使用されていた
そろそろわかりましたか?
「殆」の読み方!正解は…?
「殆」の読み方、正解は……「ほとほと」です!
「殆」は、ヒントの通り、下記のような意味で使われます。
- 「困り果てる」「うんざりする」
- 「殆ど(ほとんど)」「おおかた」
- 「すんでのことで」「あやうく」
ここから転じて、「まったくもって」「たいへん」など、
物事の程度を表す言葉として使用されることもありますよ。
「殆」を使った例文は?
- 息子の成績表を見て、殆呆れてしまった
- 彼の作品の素晴らしさに、殆感心した
例文のように、子供時代に
「あんたの成績には殆がっかりするよ」というような
お説教を受けたことがある人もいるかもしれませんね。
このように、「殆」は日常会話でよく使われる言葉なのです。
「殆」の類語は?
つぎに、「殆」の類語を2つご紹介します。
- 「つくづく」
- 「しみじみ」
上の言葉の方がなじみ深いと感じる人もいるかもしれませんね。
とはいえ、感情を表現する際や、物事の程度を示す際、
「殆」も使いやすい単語のひとつだと言えるでしょう。
なお、「殆」は小説の文中にも登場する言い回しです。
読み方がわからなかった人は、これを機に覚えておくといいですよ。
3つ目の漢字は「羽球」です!
「球」に「羽」がついたらどこに飛んでいってしまうのでしょう・・・。
そんなイメージがある「羽球」。
最近では、これを題材としたアニメなどもあり、「羽球」の読み方を知っている人も多いのではないのではないでしょうか?
個人的には、「球」はいらいないような・・・。
さあ、ヒントを参考に正解をみていきましょう!
「羽球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはスポーツ競技の名前です。
ヒント➁ 1対1、2対2でラケットを使います。
ヒント③ 「羽」のことは「シャトル」といいますね。
「羽球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「バトミントン」です!
バドミントンといえば、今ではスポーツ競技としてのイメージが定着しましたが、ひと昔前は、公園や広場で家族や恋人同士で遊ぶイメージが強かった気がします。
競技としてのバトミントンは、ネットを隔てた2つのコートの両側で、選手がラケットを使って「羽」を打ち合います。テニスに近い感じですね。
遊びのイメージがある人は驚くことなかれ、プロ選手にもなればこの打った後の「羽(シャトル)」の瞬間速度はなんと時速400kmを超えるとされています。
実際に、目の前の至近距離からそのスピードで打たれたシャトルが飛んでくると思うと、恐ろしい競技ですね・・・。
4つ目の漢字は「夥しい」です!
この言葉は日常生活ではあまり使う場面がないですが、言葉としてはよく使われるものです。
でも、「夥」は漢字検定1級の難読漢字ですので学校では習いませんし、よほどの漢字マニアでない限り何と読むか分からないと思います。
ちなみに、「夥」という字は右側に「多」という漢字が入っていることから分かる通り、意味も読みも「多い」です。
音読みでは「か」と読みますが、これは「何しい」でしょうか!?
「夥しい」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① その意味のとおり、「多い」です!
ヒント➁ 「多い」よりも「もっと多い」を表す言葉です。
ヒント③ 「お〇〇〇しい」です。
「夥しい」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おびただしい」です!
「夥しい」とは、物や数、量などが非常に多いことや、ある物事の程度が激しかったり、ひどい有様のときに使われる言葉ですね。
例文としては、「夥しい数のバッタが押し寄せてきた・・・」や「夥しい量の出血だ」などと使います。
例文が物騒な例えばかりですが、まさに良い意味ではあまり使われない言葉でもあるのが特徴です。
「たくさんの星」も「夥しい星」と表現してしまうと、なんだか嫌味な感じが出てしまいますので、そういう場合は「無数の」を使ってみましょう!
5つ目の漢字は「区区」です!
「区区」の読み方をご存知でしょうか?
「区(く)」が二つだから「くく」と読む場合も確かにありますが、もう一つの読み方で答えてください。
さて、あなたには読むことができますか?
「区区」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 意見や物事が1つひとつ異なっていることを言います
- 「区区に意見を述べずに順番に言ってください」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「区区」の読み方!正解は…!?
正解は「まちまち」です!
小学校で習う簡単な漢字なのに、2つ並べると途端に読めなくなる難読漢字だといえます。
「区」は、細かく仕切ったり区切ったりすることを指す漢字です。
細かく区切られたものを繰り返すことで、意見や物事がばらついている様子を表しているのですね。
ちなみに「くく」と読んでも同じ意味として使うことができますが、実際にはほとんど使われていません。
「まちまち」と読んだ方が、やはりピンと来るようです。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!