今回の難読漢字は「団栗」「お呪い」「北げる」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「団栗」
こんにちは!
みなさんは漢字、お好きですか?
今回、「漢字が好き!」という方から「ちょっと苦手で…」という方にまでチャレンジしてほしい漢字の読み方クイズをご用意しました。
では、早速。「団栗」
この漢字、読むことが出来ますか?
シンプルな漢字ですが、そのまま「だんくり」と読むわけではありません。
「団栗」の読み方のヒントは?
「団栗」はある植物の種子です。
「栗」という漢字を含んでいますが、栗の中身の茶色い部分と色は似ています。
そして実は「だんくり」という誤った読み方、本当の読み方から結構近いんです。
似ている発音のもの、思い当たりますか?
正解は…
正解は…
どんぐり
でした!
この読みは、当て字だそうです。
だから、「だんくり」と似たような読み方なんですね。
ちなみに、どんぐりはブナ科の木の種子の総称なので、特定の木の種子を指しているわけではないんです。
そうした豆知識も覚えておくと博識アピールできるかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「お呪い」
「お呪い」
この言葉、何と読むかわかりますか?
「おのろいじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、
実はこれ、「おのろい」とは読まないんです。
「お呪い」の読み方のヒントはコレ!
- ヒント1:通常、ひらがな5文字で表記されることの方が多い
- ヒント2:意味は、神仏や不思議な力を借りて災いや病気を退けたり起こしたりすること
そろそろわかりましたか?
「お呪い」の読み方!正解は…?
「お呪い」の読み方、正解は……
「おまじない」です!
「漢字で書くとこうなるの?!」と
びっくりしてしまった人も多いのではないでしょうか。
「お呪い」の意味と類語
「お呪い」は、「神や仏、霊魂、そのほか不思議なものの力を借り、
災厄や病気を治したり引き起こしたりする術」の意味を持つ言葉です。
「緊張をほぐすお呪い」「幸運を引き寄せるお呪い」といったように、
プラスの効果を期待して行われる行為を表す言葉でもあります。
代表的な類語には、魔法、魔術、妖術、幻術、呪術などがあります。
「お呪い」の注意点
「呪い(のろい)」と混同することを避けるため、
「おまじない」とひらがなで表記するのが一般的です。
「おまじない」を「お呪い」と変換してしまうと、
人によっては不快に感じることもあります。
とはいえ、「お呪い」は漢字検定準1級に出てくる読み方のため、
さらっと読めるだけで箔がつくことは間違いないでしょう。
最後はこの漢字!「北げる」
「北げる」
小学校低学年で習った漢字ですが、簡単に見えて難しいですね。
「きたげる」「ほくげる」どちらも違います。
ではこれはなんと読むのでしょう?
「北げる」読み方のヒントは?
ヒントは「遠ざかろうとする」「抜け出して去っていく」という意味で使われる言葉です。
類語としては
「脱却する」
「逃れる」などが挙げられます。
「北げる」の読み方、正解は・・・
「にげる」
です!
「にげる」という漢字は一般的に「逃げる」が使われますが、実は「北」という漢字にも「逃げる」という意味があります。
もともと「北」という漢字は人の姿から生まれたもので、右向きの人と左向きの人が背中合わせなっている姿を表現して作られています。背を向け離れていくイメージが「逃げる」という意味を持っているわけです。
「敗北」という言葉にも「北」の文字が入っていますよね。これは北に向かって逃げるという意味ではなく、負(敗)けて敵に背を向けて逃げる(北)という意味です。
よく知っている漢字も意外な一面を持っているのが面白いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!