今回のお題は「汗疹」「太々しい」「海雲」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「汗疹」
「汗疹」と書いて、なんと読むか分かりますか?
汗の湿疹と書いて(あせしん)ではありません。
夏によく出る湿疹ですが、
春から秋、秋から冬への季節の変わり目にもよく出ます。
さて、「汗疹」と書いてなんと読むでしょう?
「汗疹」読み方のヒントは?
子どものころ、多くの人がかかります。
高温多湿であるために体から大量の汗が出ることで、
汗を出す管の処理が追い付かずに、
皮膚の中で汗が溜まり炎症を起こすことが原因です。
昔は海に入れば治る! と言われていましたね。
現在では、涼しい場所で清潔にしておけば治ると言われています。
「汗疹」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さあ、もうわかりましたか?
「汗疹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あせも」
です!
汗疹が出た時に、海に入れば治ると言われて海に入ると、
炎症を起こした場所に海水が染みて涙目に……。
なんて思い出ありませんか?
季節の変わり目には汗疹に注意しましょう!
2問目はこの漢字!「太々しい」
「太々しい」と書いて、太い、太そうという意味ではありません。
神経が図太そうな人という意味です!
厚かましいおばさんや、図々しい人、大胆不敵な人や、
憎たらしいほど無神経な人を指す時も使いますね。
反対の言葉は、しおらしいとか謙虚、繊細とかです。
さて、「太々しい」と書いてなんと読むでしょうか?
「太々しい」読み方のヒントは?
面と向かって他人に「無神経ですね。」とは言わないように、
太々しいという言葉もあまり人に向けては使いません。
言う時があるとすれば、主に陰口ですね。
面と向かって言うとしても「憎まれっ子世に憚る(はばかる)」位までです。
なのでもし自分が太々しい態度だったとしても、面と向かって言われることはありません。
しかし、無神経なことは周りには瞬間的に伝わってしまうので、太々しい態度には注意が必要です。
ここまで来たら読み方もわかりましたか?
「太々しい」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇しい」です!
さあ、もうわかりましたか?
「太々しい」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふてぶてしい」
です!
気を付けていても、時間と共に太々しい態度になってしまいます。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「海雲」
ずばり、「海に浮かんだ雲」ですので「かいうん」、はい正解です!
「海雲」は、青い海と白い雲の様子を表した言葉で、このコントラストはとても綺麗でカモメが気持ちよく飛んでいる姿まで容易に想像できますね。
でも、今回は「かいうん」以外の読み方に挑戦してみてください。
強いてヒントを言うならば、「海に浮かんだ雲」から連想する「ふわふわ」が共通でしょうか・・・。
さあ、「かいうん」以外の「海雲」、あなたは読めますか!?
「海雲」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは食べ物です。
ヒント➁ イメージは海苔に近いヌルヌルしたものです。
ヒント③ 酢につけて食べるのが一般的です。
「海雲」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「もずく」です!
「もずく」と言えば、誰もが食酢で和えた「もずく酢」を思い浮かべると思いますが、ずばりそのまま海藻ですね。
「もずく」は、普段食べるときには酢で和えられて食べやすい長さに切られていますが、海に自生しているときは数十cmにもなり、色も黒というより褐色に近い色をしています。
ちなみに、「もずく酢」は美容や健康にも良いとされている一般的な食べ方ですが、沖縄の方では、天ぷらの具としても利用されているんですよ!
沖縄旅行に行った際はぜひお試しあれ!