漢字読み講座

「哨吶」ってなんて読む? なんと(しょうのう)ではないのです!?

「哨吶」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(しょうのう)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

 

「哨吶」読み方のヒントは?

ヒントは全体で5文字の言葉です!

ある楽器の名前ですが、これを楽器だと知らない人も多いかもしれません。

さて、思い当たるものはありますか?

 

「哨吶」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の文字はズバリ「チ」です!

この言葉を聞いたときほとんどの人は、ある食べ物を真っ先に思い浮かべるでしょう。

この楽器で奏でるあるフレーズはとても有名です。

チャララーララ チャラララララ~♪

 

「哨吶」の読み方、正解は・・・

 

 

 

 

 

正解は・・・

「チャルメラ」

です!

チャルメラといえばラーメンを思い浮かべると思いますが、実は楽器の名前なんですね。

しかもあのラッパのような形なので金管楽器と思いきや、リードを使う木管楽器なのです。

中国では哨吶(さない)と呼ばれていますが、ポルトガルから日本へ伝わった際に

さないではなくチャルメラという名前で伝わったことから、哨吶をチャルメラと

読むようになったそうです。

昔の東京では移動式の屋台があちこちで見られましたが、インスタントラーメンの誕生とともに

減ってしまい、今では夜中にふっと聞くこともできなくなりました。

そんな時は個室的なついたてが有名な某とんこつラーメンチェーン店で、

替え玉の注文時のボタンであのフレーズを聞くことができます。

出典:コトバンク