今日の難読漢字は
「万年青」
「忍冬」
「石楠花」
以上、3問です!
すべて植物の名前です。
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「万年青」
「万年青」って何て読むか分かりますか?
(まんねんあお)ではありません。
鮮やかな赤い実をつける観葉植物です。
徳川家康が愛したと言われています。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「万年青」の読み方のヒントは?
ヒント①:「日本の神聖なユリ」と言われています。
ヒント②:花言葉は「長寿」「長命」「母性愛」「相続」「崇高な精神」などです。
ヒント③:1,000以上の品種があります。
さて、何と読むか分かりますか?
「万年青」の読み方、正解は……
正解は……
「おもと」
です!
「万年青」の名前の由来は、諸説ありますのでご紹介します。
葉の根元が太く、しっかりしていることから「大本」(おおもと)と呼ばれ、徐々に発音が変化し(おもと)と呼ばれるようになったという説が一般的です。
別の説では、大分県の「御許山」(おもとやま)もしくは、石垣島の「於茂登山」(おもとやま)が語源であるとも言われています。
また、昔は緑の葉っぱを母親(老母)、赤い実を子どもに見立て「老母草」と表記し(おもとぐさ)と読んでいたことから(おもと)と呼ばれるようになったという説もあります。
「万年青」は一年中葉っぱが枯れることなく生い茂っているため、長寿や健康を象徴する縁起の良い植物です。
祖父母など、長寿を願う方へのプレゼントとして最適です。
さらに、徳川家康が駿河から江戸城に移るときに3万本の「万年青」を城に運び入れ、300年の栄華を極めたという伝承があり、引っ越し祝いとしても喜ばれます。
ぜひ一度プレゼントとして「万年青」を検討してみてはいかがでしょうか。
2つ目は「忍冬」
「忍冬」って何て読むか分かりますか?
(にんどう)とも読みます。
冬の間も葉の一部が残るためこのように呼ばれるようになりました。
今回はひらがな5文字で考えてみてください。
”〇〇〇〇〇”
「金銀花」とも書きます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「忍冬」の読み方のヒントは?
ヒント①:つる性の植物です。
ヒント②:とてもいい香りがします。
ヒント③:花筒の奥に蜜を持っています。
ヒント④:英語名は「ハニーサックル」です。
さて、何と読むか分かりますか?
「忍冬」の読み方、正解は……
正解は……
「すいかずら」
です!
スイカズラは春に花を咲かせます。
つぼみは薄い紅色ですが、白い花が咲き、少しずつ黄色に変化し、最後には薄紫色になります。
また、漢方薬に利用されており抗菌・解熱・利尿作用があります。
スイカズラはつるを巻きつけて、どんなものにでも絡みつき離れないことから、「愛の絆」「友愛」などの花言葉が生まれました。
徳川家康は、スイカズラの花や葉っぱを焼酎に漬け込んで作った「忍冬酒」(にんどうしゅ)を好んで飲んでいたといわれています。
ソーダやジンジャーエールで割って飲んでもおいしいですよ!
3つ目は「石楠花」
「石楠花」って何て読むか分かりますか?
(せきなんか)ではありません。
(いしくすはな)でもありません。
ひらがな5文字の植物です。
”〇〇〇〇〇”
「金銀花」とも書きます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「石楠花」の読み方のヒントは?
ヒント①:「花木の女王」と呼ばれています。
ヒント②:ネパールの国花です。
ヒント③:『夏の思い出』という曲の歌詞にもでてきます。
〇〇〇〇〇色にたそがれる
はるかな尾瀬 遠い空 <引用:『夏の思い出』一番の歌詞より> |
さて、何と読むか分かりますか?
「石楠花」の読み方、正解は……
正解は……
「しゃくなげ」
です!
シャクナゲは4月~5月にかけて咲くツツジ科ツツジ属に属する植物です。
花の色は、ピンク・赤・黄色・白など豊富にあります。
花言葉は「威厳」や「荘厳」です。
豪華な花を咲かせるシャクナゲのイメージにピッタリですね!
また、葉には毒があるため「危険」「警戒」という花言葉も持っています。
遠くから眺めているだけで、自分のものにならないという意味の「高嶺の花」はシャクナゲに由来しています。
シャクナゲのように堂々とした生き方が出来たら素敵だと思いませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!