今回の難読漢字は「費府」「他人事」「新地」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「費府」
これは難問です!
お金そのものや、金品を使うことを表す「費」。
これに幕府や大阪府などの「府」をつけて「費府」・・・。
イメージでは、国や自治体の財政を取り扱う部門のような気もしますが、どれもまったく違います。
完全に音からくる当て字になりますので、ヒントを見ながら考えてみましょう!
「費府」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはある国の都市の名前です。音読みによる当て字です。
ヒント② 「〇〇〇デル〇〇ア」、8文字です。
ヒント③ 人類史上初の、「信仰の自由が保障された街」です。
「費府」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「フィラデルフィア」です!
フィラデルフィアは、アメリカ合衆国ののペンシルベニア州にある、同州最大の都市です。
場所は、ニューヨークとワシントンDCの間あたりに位置し、東海岸では2番目に人口が多い都市ですね。
「フィラデルフィア」で有名なものといえば、アメリカの独立宣言を行った場所でもある「独立記念館」やアメリカで初めてつくられた「第一合衆国銀行」などがあります。
そのほかにも、世界中で謎に包まれているフリーメイソンの総本山がある都市としても有名ですね。
アメリカの始まりと現代にまで続くミステリーが混在するなんて、すごいですね!
2問目はこの漢字!「他人事」
「他人事」と書いて、(たにんごと)。
しかし、実は(たにんごと)は間違いです!
本当の読み方は、よく使っている言葉だと思います。
口に出しては使っていなくても、心の中で自然にカテゴリー分けしてしまって、
「自分の事じゃないからいいや!」
みたいに思っていませんか?
さて、「他人事」と書いてなんと読むでしょうか?
「他人事」読み方のヒントは?
漢字と読み方がリンクしているのは、「事」だけです。
自分には関係がないであろう事に、関心を示さないことで合っています。
よく似ている読み方の漢字で、他所事(よそごと)があります。
さて、なんと読むかわかりますか?
「他人事」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇ごと」です。
さあ、もうわかりましたか?
「他人事」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひとごと」
です!
たいていの人が、他人事であるか、私事(わたくしごと)であるか
瞬時に自分の中で決定してしまうのではないでしょうか?
他人事だと思って適当に返事してしまうと、
「他人事だと思って!」
と怒られてしまいますよね。
ぜひ、読み方もおぼえておきましょう。
最後はこの漢字!「新地」
大阪の人は迷わず読める「新地」。
しかし、それ以外の人はあまり使わない言葉でもありますが、
実は「新地」を使う地名は全国どこにでもあります。
「新地」が出来た時には遊郭が多かったため、大人の場所というイメージですが、
居住地や商業地として新しく拓かれた土地なので、全国的に見ると大人だけの場所ではありません。
さて、「新地」と書いてなんと読むでしょうか?
「新地」読み方のヒントは?
もちろん(にゅーち)ではありません!
(しんじ)でもありません!
新しい土地という意味で、そのまま読みます。
実はそのまま読みます!
ちょっと斬新な読み方の漢字ですね。
「新地」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「新地」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しんち」
です!
そのまんまです!
大阪には、キタ新地や飛田新地など有名な新地が沢山あります。
けれども新地は全国共通して「新しい開拓地」という意味です。
ぜひ、覚えておきましょう。