今日の難読漢字は、
「携える」
「窄む」
「潤ける」
の3文字です。
どの漢字も日常生活で使える文字なので、ぜひ読み方を覚えましょう!
目次
1問目は、「携える」です!
携帯を触らない日はない!という人が多いのではないでしょうか?
「携帯どこに置いたっけ?」なんて探したり、「携帯の充電しなきゃ」なんて言ったり。
正式名称は「携帯電話」だけど、略して「携帯」って呼んじゃいますよね。
そんな身近な存在の「携帯」ですが、「携える」は何と読むのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
「携える」の読み方のヒントは・・・?
「携帯電話」だけでなく、「携帯トイレ」や「携帯歯ブラシ」、「携帯ポーチ」など・・・
「携帯」とは、「身に付けたり手に持ったりして持ち運ぶこと」です。
「携える」も同じ意味ですよ。
読み方はひらがなで「〇〇〇える」の5文字です!
もう、分かりましたか?
「携える」の読み方の答えは・・・
正解は、「たずさえる」でした!
「持ち歩く」「持ち運ぶ」と同じような意味ですが、「手土産を携えて訪問する」のように使うと上級者な雰囲気がしますよね。
さらに「携える」には「連れ立って歩く、伴う」という意味もあり、「家族を携えて赴任先に渡米する」のように使います。
さらに「手を取り合う・協力する」と言う意味もあって、「手を携えて歩く」「互いに手を携えて研究を進める」などと言います。
2問目は、「窄む」です!
「窄む」という漢字を見た時、「搾る(しぼる)」を連想した人も多いのではないでしょうか?
でも、「窄む」には「搾る」の「てへん」が付いていませんよね・・・
意味の上では似ている言葉かもしれません!
さっそく見ていきましょう。
「窄む」の読み方のヒントは・・・?
ヒントはズバリ、「窄」という漢字の意味!
「窄」という漢字には次のような意味があります。
- せまい。心がせまい。
- せまる。せばまる。
- 細くなる。小さくなる。
読み方は、ひらがなで「〇〇む」の3文字です。
分かりましたか?
「窄む」の読み方の答えは・・・
正解は、「すぼむ」でした!
「窄む」は、次のような意味がある言葉です。
- 小さくなること。縮むこと。⇒(例)風船が窄む。
- 先に向かって次第に小さく、細くなっていくこと。⇒(例)口の窄んだ容器。
- 勢いなどが弱くなること。⇒(例)応援の声がだんだん窄んでいった。
特に③のように「だんだん勢いが弱くなっていくこと」と言う意味で使われる言葉に「しりすぼみ」がありますよね。
この「しりすぼみ」、漢字で書くと「尻窄み」なんですよ!
尻(終わり・おしまい)に行くにつれて、勢いが窄んでいくという意味です。
3問目は、「潤ける」です!
「潤(じゅん)」という漢字には、「水を含む」「うるおす」「うるおう」と言う意味があります。
水や液体に関する漢字に付く「さんずい」の漢字であり、「湿潤」「潤滑」など日常的によく使われる文字ですよね。
女性だったら化粧水や美容液など、肌にうるおいを与える化粧品によく使われる文字として馴染みがあるかもしれません。
そんな馴染みのある漢字なのに、「潤ける」を初見で読める人は少ないのではないでしょうか?
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「潤ける」の読み方のヒントは・・・?
「潤ける」の言葉の意味やどんな時に使うかがヒントです!
「潤ける」には次のような意味があります。
- 水に浸かって吸うことで、やわらかくなったりふくらんだりすること。
- 気持ちがゆるみだらける。
例えば、「水に浸した豆が潤ける」「潤けた態度」などというように使います。
そして大ヒント!
お風呂に長く浸かっていると、手指や足指が「潤ける」んですよね。
そういう時、ひらがな4文字で「〇〇ける」と言いませんか?
もう、分かりましたよね?
「潤ける」の読み方の答えは・・・
正解は「ふやける」でした!
「潤ける(ふやける)」というと、「潤う」よりもさらにひたひたに水分に浸るイメージですね。
転じて、だらしなくゆるんだ態度の事を表すなんて面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!